Samsung Electronicss(サムスン電子)は7月10日(中央ヨーロッパ時間)、指にはめて使うデバイス「Galaxy Ring」を発表した。1月17日に開催のGalaxy Unpackedで外観のみを披露していたが、新たに機能の概要を明らかにした。日本での発売は未定だ。
洋服になじむシンプルなデザイン、装着時の快適性、耐久性を売りにしている。最大の特徴は身体の状態を知れること。Ringだけで心拍数などを測定し、そのデータをスマートフォン向けのヘルスケアアプリ「Samsung Health」で確認できる。
サイズは9種類。ボディーカラーはチタニウムブラック、チタニウムゴールド、チタニウムシルバーの3色ある。バッテリーは最大7日間持続。耐久性能、耐水性能も有している。
指にはめることが可能なリング型のデバイスとしては、すでに「EVERING」が市場に出回っており、リング1つでキャッシュレス決済やドアのカギ解錠が行える。
一方、Galaxy Ringは健康志向を狙ったデバイスといえる。スマートリングでできることは、ディスプレイ付きのスマートウォッチより少ないが、その分だけコンパクトで指輪感覚で装着できるのが最大のメリットだ。
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