ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。9月2日〜9月8日の期間は、iPhone 16の発表目前にして「iPhone 14(128GBモデル)」が首位を獲得した。
首位のiPhone 14は変わらず人気を保っている。興味深いのはこの機種が2年前のモデルであるにもかかわらず、現在もトップの座を維持していることだ。新型のiPhone 16が9月10日に発表され、20日の発売を控える中でのこの結果だ。最新モデルへの期待が高まる中、2年前のiPhoneが依然としてトップを飾る現象は、成熟したスマホ市場の今の姿を物語っている。
2位以下は入れ替わりが激しい。注目すべきは、サムスンの「Galaxy S24 SC-51E」だ。先週8位から一気に2位へとジャンプアップした。4月に発売されたモデルだが、9月3日から開始された機種変更と契約変更を対象とした1万6500円割引キャンペーンが順位上昇の大きな要因と考えられる。
中位では、iPhoneの2機種が善戦している。「iPhone 15(128GBモデル)」が5位から4位に浮上した。この機種に関しては、9月14日より14万360円に価格改定されることが予告されている。256GBモデルは6位から9位に下がったが、依然として根強い人気だ。
10位には、Googleの最新フラッグシップ「Pixel 9 Pro(256GBモデル)」が初登場した。9月4日に発売されたばかりだが、注目度の割に順位は伸び悩んでいる。これは、ドコモオンラインショップで128GB、256GB、512GBの3容量を展開しており、需要が分散した可能性が考えられる。廉価モデルのPixel 8aは6位に順位を落とした。
ランキング下位では、「AQUOS R9 SH-51E」がトップ10圏外に姿を消した。一方、ホームルーターの「home 5G HR02」は10位から8位に浮上し、根強い需要を示している。
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