保護フィルム/ガラスを使っていない理由は、「貼るのが面倒」「スマホの画面を割ったことがない」「ディスプレイの見た目が損なわれるから」といった理由が多く挙がりました。
「手帳型のケースを使っている」「落としたら結局フィルムごと逝くので。四隅にクッションのついたケースの方がよっぽど画面を守ってくれるの」「スマホカバーを利用しており、落としたときにもガラス面が地面に触れないため」など、ケースで十分という人も多くいました。
「貼っていたが落としてガラスのみ割れてから貼っていない」という人もおり、一度でもそうした体験をすると、保護フィルム/ガラスを信用できなくなるのは仕方がないでしょう。
貼ることによって使い勝手が低下する声もありました。「縁が湾曲しているのでタッチ反応面全域を保護できる商品がない。あったとしても反応が悪くなる、微々程度の差ではあるが気になるので基本貼らない」「画面端のタッチ感度が変わるから」「貼らない方が画面がキレイで、感度もよい。貼っていなくても傷が付かない」などです。
ディスプレイ内指紋センサーを搭載している機種の場合、フィルムを貼ることで指紋センサーの感度が低下するという声も目立ちました。
「意味がない。最近のスマホは傷つかない」「強化ガラスなので落としたりしない限り傷は出来ないと思ったから」「ガラス自体の強度が高くなった」など、スマホ側の強化ガラスを信頼して貼っていないという人もいました。
「操作に邪魔。どうせ壊れるから無駄なアガキ」「2年後に返却するため、そこまでしなくてもいいと思ったから」「スマホ自体が消耗品のため」と割り切っている人もいました。
保護フィルム/ガラスを貼って困ったことは、「指紋認証の反応が悪くなった」「画面の反応が悪くなった」「指の滑りが悪くなった」などが多く挙がりました。スマートフォンはタッチパネルを使って操作するため、フィルムやガラスを貼っても操作感を維持できるかは重要なポイントです。このあたりは実際に使ってみないと何ともいえませんが、汎用(はんよう)的なものではなく、機種個別に設計された製品を使うのがいいでしょう。
「ホコリがたまりやすい」というコメントもありました。ある程度厚みのあるガラスの場合は仕方がないかもしれませんが、スクリーンの隅まで貼れるものなら、ホコリの付着は極力抑えられるでしょう。
「真っすぐに貼るのが難しい、気泡が残らないように貼るのが難しい、指紋が残らないように貼るのが難しい」といのは、フィルムあるあるでしょう。最近は、あらかじめフィルム/ガラスがセットされた専用キットをスマホに装着するだけで貼り付けられる製品もあるので、貼るのが難しいという人はチェックしてみるといいでしょう。
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