Xiaomi Japanは10月10日に4K Ultra HDテレビ「TV Max 100 2025」を発売した。8月にも55〜75型を発表したばかりだが、新作はホームシアター級をうたう100型。市場想定価格は29万9800円(税込み)で、Xiaomi 公式サイト、Amazon.co.jp、Xiaomi 公式 楽天市場店にて販売する。
QLED(量子ドットディスプレイ)を採用することで鮮やかな表示を実現した。144Hzの高リフレッシュレートと120Hzのミリ秒レベルのMEMC(フレーム補間機能)により、240Hzの高フレームレート設定が可能で、動きの速いコンテンツでも滑らかに表示できる。DCI-P3カバー率94%の広色域表示を実現しているのも特徴で、10億色以上の表示が可能だ。
映画のフレームレートやアスペクト比などのスペックを忠実に再現するFilmmaker Modeにも対応。フィルムソースとスクリーンの同期の問題によるタイムラグやコマ落ちなどの問題を軽減し、リビングルームで名作をオリジナルの状態で楽しめる。
VRR(可変リフレッシュレート)やALLM(自動低レイテンシモード)などもサポートしており、途切れることなく没入感のあるゲームをプレイできるという。「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」認証により、左右にずれたように見えるティアリングという現象や、映像がカクついてしまうスタッタリングという現象を防ぐ。
なお、TV Max 100 2025は「NHK受信料がいらない」チューナーレステレビでもある。地上デジタル放送やBS・CS放送が見られないテレビだが、OSにGoogle TVを採用し、「YouTube」「Prime Video」などのネット配信コンテンツを楽しめる。
プロセッサには「Quad Cortex-A73」を搭載。無線LAN規格はWi-Fi 6(IEEE P 802.11ax)をサポートする。インタフェースはHDMI 2.1ポート×3(4K144Hz×2、eARC×1)、USB×2(USB 2.0×1 + USB 3.0×1)、光デジタル出力、LANポートとなっている。
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