返品しやすいECサイトといえば、Amazon.co.jpのイメージが強くあります。実際に、多くの商品は未使用かつ未開封であれば、商品到着から30日以内に返品すれば全額が返金されます。開封済みの場合は購入代金の50%が返金されます。
しかし、Apple製品は例外です。Amazon.co.jpの返品・交換の条件ページを確認すると、「Apple製品(beats by dr.dreを含む)は、お客さま都合の返品・交換を受け付けない」と明記されています。つまり、購入した直後に新製品が出てしまっても、返品させてもらうことはできません。
もっと言えば、「電化製品や精密機器類に初期不良があった場合の返品・交換のお手続きにつきましては、お手続きの時期を問わず、製造元または保証書等に記載の保証元にご連絡いただき、製造元または保証元からのコメントと担当者の名前をあわせてご連絡ください」というルールも適用されます。
これは購入者側に非がない初期不良に当たった場合でも、Amazon.co.jpの在庫からすぐに新品交換とはいかず、Apple側の判断をもって都度対応になってしまう可能性が高いということです。
これはAmazon.co.jpに限らず、多くの家電量販店でも同様であることが多々あります。
こうしてみると、無条件で返品できるApple Storeのメリットが大きく感じられますが、他の店舗やECサイトだとポイント還元が受けられる場合もあります。そうしたメリット/デメリットや製品サイクルを念頭に置きつつ、必要に応じて購入する場所を見定める必要がありそうです。
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