韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は10月21日、フォルダブルスマートフォンの新モデル「Galaxy Z Fold Special Edition」を発表した。シリーズ最薄、最軽量の新型ボディーと高性能カメラを組み合わせ、韓国で25日に発売する。価格は278万9600ウォン(約30万円)。
本体の厚みは折りたたんだ状態で10.6mm、重さは236gだ。7月に発売したナンバリングモデル「Galaxy Z Fold6」(12.1mm、239g)と比べて1.5mm薄く、3g軽くなった(いずれも公称値)。
画面サイズは開くと8型(アスペクト比20:18)、本体を閉じると現れるカバースクリーンは6.5型(21:9)となっている。Z Fold6は開くと約7.6型(約5:4)、カバースクリーンは6.3型(約24.5:9)なので、わずかに大型化している。
カメラは同社のフォルダブル製品で初となる2億画素の広角カメラを搭載し、フラグシップのGalaxy S24 Ultraと肩を並べることになる。
外装の素材は金属とガラスを組み合わせたもので、カラーはブラックシャドウのみ。
SoCはSnapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxyを採用する。16GBのメモリを搭載し、生成AI機能「Galaxy AI」にも最適化しているという。
Samsung Electronicsのイム・ソンテク副社長は、「フォルダブルスマホ市場をリードする韓国の消費者に感謝の気持ちを込めて、韓国で今回の新製品を披露することになった」とコメントしている。
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