フォルダブルスマホ市場では本体の薄型化競争が激化しており、特に中国メーカーの猛攻が続いている。横に折りたたむタイプの製品では、HONORが7月に発売した「Magic V3」が厚さ9.2mm、Xiaomiの「MIX Fold 4」は厚さ9.49mm(いずれも閉じたとき)を達成しており、9mm台が当たり前になりつつある。さらにHuaweiは三つ折りスマホを発売するなど、今後も技術競争は続くだろう。
【訂正:2024年10月22日午後7時39分 記事初出時、誤ってHONORの「Magic V3」はペン入力に対応していないと受け取れる記載をしていましたが誤りでした。訂正してお詫びいたします。】
それにしても、7月にGalaxy Z Fold6というフラグシップモデルを発売してから、時間を空けずにさらなる高性能モデルを投入するのは異例だ。
Galaxy Z Fold Special Editionのサイズ変更や高性能カメラ搭載は、本来ならフルモデルチェンジ並の変化だ。2025年夏発売と予想される次期モデル「Galaxy Z Fold7」(仮)に踏襲されるのかは不明だが、Samsungはナンバリングモデルの製品サイクルを外し、供給を韓国に絞ってでも競合に一刻も早く対抗することで、先進的なブランドイメージの低下を抑えたいという狙いもありそうだ。
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