本体の右側面は、一部をカットしたようなシャープなデザインにしています。これは2024年モデルの「Galaxy A35」「Galaxy A55」と同等ですが、指紋認証センサーを電源ボタンに内蔵したため、ボタンサイズはやや大きめ。ちなみにA35、A55はディスプレイ下指紋認証センサーです。
5000万画素のメインカメラは日常生活を送る上で必要最小限の性能であり、本体価格を考えると十分というところでしょう。前述したように、超広角もあるので撮影の幅が広がります。
さて、Galaxy Aシリーズの翌年のモデルは年によって販売順序が異なっており、2025年モデルはこのGalaxy A16 5Gが最初となりました。ミドルハイレンジモデルから先に出てくる年がある一方、今回は低価格モデルからの投入です。これは先進国ではスマートフォン需要が一巡しているものの、まだまだ古い製品を使っているユーザーも多く、「4G製品を使っている消費者に5Gへのアップグレードを促したい」という意向があるのかもしれません。
実際に香港のキャリアショップでもGalaxy A16 5Gは大々的に売られており、年配の来客が古いモデルから買い替えるといった姿もよく見かけます。価格が比較的安いため、キャリアとしても割り引き販売も行いやすく、5G加入者増を狙える戦略的なモデルにもなっているのでしょう。
そして12月以降は上位モデルとなる2025年向けGalaxy Aシリーズが続々と登場する予定です。
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