HONORの高性能カメラフォン「Magic」シリーズは、ポルシェデザインとのコラボモデルを出していますが、最新モデルとして「Magic7 RSR Porsche Design」が登場しました。2025年1月末時点では中国とマレーシアなど、一部の国のみの販売となりますが、前モデル同様に2025年の早い時期にグローバルにも登場するはずです。
基本的な性能はHONORのフラグシップモデル「Magic7 Pro」と同等です。ディスプレイは6.8型(2800×1280ピクセル、リフレッシュレート120Hz、明るさ5000ニト)です。最近のハイエンドスマートフォンは高輝度ディスプレイの搭載が一般化しつつありますが、実は1年前のモデル「Magic6 RSR Porsche Design」と性能は同等。HONORの上位モデルは積極的に最新技術を取り入れています。インカメラはやや見にくいのですが、5000万画素+3D ToFで効果的なボケ撮影も可能です。
背面デザインはカメラバンプを六角形とし、中央にラインを入れて左右にわずかなスロープを施すというスタイリッシュかつ独特な形状です。前モデルより六角形の形状がよりはっきりとしており、ダイナミックな印象も与えてくれます。
本体カラーはパープルとグレーです。どちらも艶を抑えた色合いで、金属っぽい表情も見せてくれます。ブラック一色のカメラバンプの存在感もほどよく目立っており、高級モデルであることを静かに物語ってくれます。中央ラインにある「POSCHE DESIGN」のロゴもいいですね。ケースを付けずに使いたくなるスマートフォンです。
サイズは約162.7(幅)×77.1(奥行き)×8.8(高さ)mm、重さ約228gで、バッテリーは5850mAh、有線では100W、無線は80Wの急速充電にも対応しています。
プロセッサはもちろんQualcommのSnapdragon 8 Eliteを採用しています。メモリとストレージの構成も、最大で24GB+1TBという余裕あるモデルが提供されます。
通信性能を高める独自のHONOR C2チップ、充電を制御するHONOR E2チップ、さらにセキュリティを高めるための専用メモリチップも搭載するなど、自社開発技術でSnapdragon 8 Eliteの性能をさらに補佐しています。
カメラは広角5000万画素、超広角5000万画素、3倍望遠が2億画素という構成です。100倍望遠も実用的な絵を写してくれます。写真加工の消しゴム機能などAI性能も高く、HONORのフラグシップかつラグジュアリーモデルとして最上位にふさわしい性能を持っています。なお、最近流行りのAIアシスタント機能も充実しています。マレーシアで6999リンギット(約23万円)で販売されていますが、HONORのブランド力を高める製品でもあり十分納得の価格といえるでしょう。
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