Back Market Japanは、4月17日に修理事業を手掛ける「iFixit」とのグローバルパートナーシップ締結を発表した。
現在、本来まだ使えるはずの電子機器を数年おきに買い替える消費スタイル「Fast Tech(ファストテック)」が習慣として定着しつつあり、短命化するデバイスサイクルが電子廃棄物による環境負荷へ大きな影響を与えている。また、日米を含む多くの国でデバイスの部品やマニュアル、ソフトウェアアップデートへのアクセスがメーカー側で制限されているため、デバイスの修理業務が妨げられるケースも発生しているという。
両社は今回の提携を通じて再利用(Reuse)、修理(Repair)、リファービッシュ(Refurbish)を軸にFast Techへ立ち向かうと宣言。これらの課題解決に向け、消費者にはスマートフォンの使用年数を5年間へ引き上げること、メーカーに対しては10年間のソフトウェアサポートを提供するようグローバルキャンペーンを通じて積極的に呼び掛けるとしている。
また、Back Marketのマーケットプレイス(日本を除く)にはiFixitの修理キットやチュートリアルを導入。iFixitの各チャネルには、リファービッシュ品の選択肢が新たに追加される。
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