メルカリで詐欺に遭った話 不誠実な事務局の対応、ユーザーが「絶対にやってはいけない」こと(4/4 ページ)

» 2025年04月27日 12時00分 公開
前のページへ 1|2|3|4       

メルカリはプラットフォーマーとしての責任を果たすべき

 メルカリに対してはともかく対応が遅い、有効な対応ができていないことを課題提起したいです。早期発見できたとしても対応が遅いようでは意味がないので、緊急性の高い要件の窓口の設定が必要だと思います。

 詐欺師側もAIを利用するような予測ができる今、プラットフォームとして同様にAIでトラブルの検知と緊急性の優先順位付けや、規約違反商品だけでなく詐欺・リスク商品のパトロールなどにも注力する必要があるでしょう。

 そういった安全対策ができないようであれば、われわれユーザーは10%もの手数料を何のために払っているのでしょうか? 今回のように詐欺商品をレコメンドに出すようでは、今後安心して使えませんし、メディアで話題になってからようやく対応を進める姿勢はいささか不誠実に感じます。

 加えて、安全の取り組みには捜査機関・公的機関との連携と書かれていますが、私の場合、3週間時点で警察から電話で連絡があり、進展を聞かれています。本当に捜査機関と連携しているのか疑問符がつきます。

 本来、SNSなどを用いて社会的圧力による救済を求めるのは、企業の調査や警察の捜査の妨害になる可能性があり、避けるべきでしょう。しかし、企業の対応が後手に回っている現状を踏まえると、そのような潮流が目立つようになるのは仕方のないことなのかもしれません。

 特にメルカリの場合、購入者が返品を利用した商品のスワッピング詐欺(購入者が意図的に不具合を主張して返品を要求し、異なる商品を返品して商品をだまし取る詐欺)で泣き寝入りになった事件がSNSで炎上したことを受けて、初めて事務局対応となったことが記憶に新しいです。

 トラブルが起きたらまずSNSで炎上させるのが最善手となるような世の中にならないように、企業は営利を追求するだけでなく、お客さまの資産と商品を取り扱うプラットフォーマーとしての責任を果たすべきだと強く思います。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月29日 更新
  1. 「モラルが欠如している」──LINE安否確認で“悪ふざけ”、SNSで批判の的に (2026年06月26日)
  2. ダイソーで770円の「備えラジオ」は“備える”以上に”ノスタルジック”だった件 目的に徹したシンプルさが懐かしさを呼ぶ (2026年06月27日)
  3. ティム・クックCEOが「もはや限界」と値上げに言及――すでにAndroidでは値上げラッシュが始まる (2026年06月28日)
  4. ソニー「aiboはやめません」──“次の開発”も明かす オーナーに「安心してください」と呼びかけ (2026年06月27日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. ソニーaiboからの「撤退は勘弁して」──オーナーが不安視 同社「今後のお話」YouTubeで発信へ (2026年06月27日)
  7. NHKはなぜ「スクランブル化」しないのか? 「公共放送」という位置付けが足かせ? (2026年06月27日)
  8. 年会費9万9000円の価値はある? 最上位クレカ「Olive Infinite」と「Visa Infinite」の違いと持つべき人 (2026年06月25日)
  9. OPPO「Find X9s Pro」など、デュアル2億画素カメラスマホが続々登場 (2026年06月28日)
  10. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」どちらが買いか? 2機種を使い込んで分かった“スペック表にない違い” (2026年04月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー