3月25日、手持ちの運転免許証のデータを個人番号カード(マイナンバーカード)に追加する手続きをしてきました。その模様は、別途記事としてしたためています。
この記事でも触れたのですが、いわゆる「マイナ免許証」のデータはマイナンバーカード自体のデータとは別領域に保存されます。そのデータは警察庁が提供する「マイナ免許証読み取りアプリ」で確認できます。
このアプリには、読み取ったマイナ免許証の更新忘れを予防できる機能があり、人によってはハガキによる通知を受け取るよりも便利かもしれません。
運転免許証の更新は、誕生日の1カ月前(有効期限の2カ月前)から行えます。更新に当たっては、都道府県委員会から誕生日の前日までに届く「運転免許証更新のお知らせ」というはがきが必要です(はがきの様式は都道府県によって異なります)。
はがきは有効期限の2カ月+1日前に届くわけですが、それでも運転免許証の更新を失念してしまう人が少なからずいます。
その点、マイナ免許証読み取りアプリでは更新の「6カ月前」「4カ月前」「2カ月前」にプッシュ通知を行ってくれます。しかも、この通知は標準設定で「オン」なので、アプリの初回起動時に通知を許可すればしっかりと受信できます。
なお、通知は全てをオン/オフするだけでなく、各通知を個別にオン/オフすることもできます。初期設定時にアプリからの通知を拒否した場合は、後から通知をオンにしましょう。
マイナ免許証の有効期限通知を利用するには、アプリで読み取ったマイナ免許証のデータを保存する必要があります。読み取りから保存までの一連の手順は以下の通りです(既に初期設定を終えた前提)。
アプリに保存できる情報は、1つの免許証に付き1つまでです。保存済みのマイナ免許証(更新後を含む)のデータを保存しようとすると上書きするかどうか聞かれますので注意してください。
アプリでも通知が来るようにしておけば、ハガキよりも早期に更新通知が来ますし、「そろそろハガキが来る頃合いだ」「更新に向けて予定を調整しよう」という行動がしやすくなります。マイナ免許証を持っている人は、設定しておくことをお勧めします。
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