中国OnePlusは7月8日、オンラインのみの新製品発表イベントを開催し、スマートフォンの「Nord 5」「Nord CE 5」、イヤホンの「Buds 4」、スマートウォッチの「Watch 3 43mm」、タブレットの「Pad Lite」を発表した。いずれも今のところ日本で販売するかどうかは不明だ。
昨年7月発表の「Nord 4」の後継モデル「Nord 5」は、米Qualcommの「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載し、ゲーム性能を強化。ラグや発熱なしで「Call of Duty Mobile」などをプレイできるとしている。
ディスプレイは6.83型の144Hz、アウトカメラは5000万画素の広角と800万画素の超広角のデュアル、インカメラは5000万画素の広角。5200mAhのバッテリーは80W充電に対応し、バイパス充電モードなどのスマート機能を備える。
欧州での販売価格は449ユーロ。
「Nord CE 5」のCEはCore Experienceの略で、AI機能を搭載しながら価格を抑えた実用志向モデルという位置付け。
CPUやカメラなどのスペックのほとんどがNord 5より低いが、バッテリーはNord 5と同じ5200mAhだ。
欧州での販売価格は349ユーロ。
「Buds 4」は、ハイレゾと空間オーディオの両方に対応し、各イヤホンに11mmと6mmのデュアルドライバーを搭載。ANC(アクティブノイズキャンセリング)は、最大55dBの騒音低減を実現し、前世代と比較して音声キャンセルが200%向上したという。
欧州での販売価格は119ユーロ。
OnePlusは2月にスマートウォッチ「Watch 3」を47mmサイズでのみ発表したが、その後コンパクトサイズの要望が多かったため、「Watch 3 43mm」を用意したという。
Wear OSを搭載し、プロセッサはQualcommの「Snapdragon W5 Gen 1」。標準設定で60時間駆動する。
欧州での販売価格は299ユーロ。
OnePlusは2023年からタブレットを販売している。「Pad Lite」は廉価版という位置付けのようだ。11型のディスプレイは90Hzで、チップセットはMediatek Helio G100。9340mAhのバッテリーを搭載し、約80時間の音楽再生が可能だ。
OnePlusのスマートフォンとは画面ミラーリングやクリップボードやファイルの共有が行える。
欧州での販売価格は229ユーロ。
小型スマホブーム到来? 「OnePlus 13T」はオリジナル機能も廃止
高性能スマホ「Ace 5 Pro」でハイエンドブランド復活を狙うOnePlus
ハイエンド「OnePlus 13」が米国などで発売 Snapdragon 8 Eliteや6000mAhバッテリー搭載で約9.5万円から
ハッセルブラッドカメラの高性能モデル、「OnePlus 13」は新色にも注目
OnePlus、ミッドレンジスマホ「Nord 4」をスペインで発表 Snapdragon 7+ Gen 3搭載で約8.6万円からCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.