Googleの生成AIを活用したツール「NotebookLM」は、ブラウザからアクセスするWebサービスとして利用できる他、iOS/Android版のモバイルアプリも提供されている。しかし、両者には利用できる機能に差があるようだ。本記事では、両者の主な違い(記事執筆時点)について、ブラウザ版のメリットを中心に解説していきたい。
NotebookLMのブラウザ版では、アップロードしたソースについて、チェックボックス操作での選択が可能だ。複数の資料を指定しておき、どの資料をもとに出力していくか選択できるので、より柔軟に扱いやすいと感じる。
「チャット」パネルに関しては、モバイルアプリでは表示されない「マインドマップ」や「メモ」といった機能がレコメンドされることもポイントだ。例えば、ここで「マインドマップ」を選択すると、資料をもとにしたマインドマップが生成され「Studio」パネルにて表示される。これをクリックして開くことで、情報を視覚的に把握しやすくなる。
また、「メモ」を選択すると、ユーザー自身がStudioパネルにてテキストを入力してメモとして記録できる。この際、記録したメモをソースとして活用することも可能だ。
この他、ブラウザ版のStudioパネルには「学習ガイド」「ブリーフィング・ドキュメント」「よくある質問」「タイムライン」などのメニューも表示されている。これらはモバイル版アプリでは確認できないので、PCなどからアクセスする場合のメリットとなるだろう。
そして、ブラウザ版では、作成したノートブックを他者に共有したうえで、権限をカスタマイズできることも特徴だ。こちらについては、別途記事にて解説済みなので、必要に応じてご参照いただきたい。
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