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JR東日本の二次元コード乗車サービス「えきねっとQチケ」が10月からエリア拡大 「東京都区内」と「東北新幹線(東京〜郡山間)」に対応

» 2025年07月17日 18時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は10月1日、二次元コードを利用したチケットレス乗車サービス「えきねっとQチケ」の利用エリアを拡大する。従来の東北地区(気仙沼線とBRTを除く)に加えて、東京都区内(※1)の在来線全駅東北新幹線の東京〜郡山間でも利用できるようになる。

(※1)東京特別区(23区)内に所在する駅で、駅名標に「区」のマークが入っている

Qチケ えきねっとQチケのサービスエリアが10月から拡大される
サービスエリア 拡大後のサービスエリア。東京地下鉄(東京メトロ)が管理する常磐線の綾瀬駅(東京都足立区)もエリアに含まれる(ニュースリリースより)

 今回のエリア拡大により、「東京都区内の在来線から東北新幹線を経由して東北エリアの各駅(またはその逆)」という経路でも、スマホに表示した二次元コードで乗車できるようになる。

 なお、えきねっとQチケを利用するには、JR東日本のWeb予約サービス「えきねっと」において予約/購入時に「えきねっとQチケ」を使うことを“明示的に”選ぶ必要がある。二次元コードの表示には「えきねっとチケットレス」アプリ(Android版iOS版)が必須となる。

予約画面 えきねっとQチケの利用を希望する場合は、予約段階で選択する必要がある
対応自動改札機 えきねっとQチケに対応する自動改札機。えきねっとチケットレスアプリで表示した二次元コードを読み取って出入場可能だ。自動改札機のない駅ではアプリで「チェックイン」「チェックアウト」処理を行う必要がある

 JR東日本では、2026年度後半に上信越エリアの在来線と上越新幹線/北陸新幹線(高崎〜上越妙高間)、2026年度末までに同社全駅での対応を目指している。

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2025年12月07日 更新
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