3COINSで1980円の「ワイヤレスピンマイクTYPEC」を試す スマホで使える? 音質は?(1/2 ページ)

» 2025年08月05日 08時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]

 YouTubeやInstagram、Facebookなどで動画コンテンツを視聴していると、「声の大きさをそろえてほしい〜」と思ったり、逆に自身の撮影済み動画を見返していると「相手の声が拾えていない〜」と後悔したりすることがある。

 そんなガッカリをぐっと減らしてくれるのが、3COINSが発売した「ワイヤレスピンマイクTYPEC」だ。価格は1980円と、有名ブランド品に比べてかなり手頃だが、果たして使い物になるのだろうか。実際に試してみた。

「ワイヤレスピンマイクTYPEC ワイヤレスピンマイクTYPEC

1980円なのに2本入り

 ワイヤレスピンマイクTYPECは、Bluetoothで接続するタイプのピンマイクだ。2本セットで販売されており、専用のレシーバーが付属する。

セット内容 パッケージの中身。2本の本体と、USB Type-C接続タイプのレシーバーが付属する。その他、取扱説明書もある
正面 本体正面
右側 本体の右側。USB Type-C端子がある
左側 本体の左側。こちらには端子などはない
背面 本体背面。クリップと電源ボタンが見える

 サイズは実測値で10(幅)×66(奥行き)×25(高さ)mmで、重量は6.6g(いずれも風防込み)と軽量だ。回転式クリップを搭載しているので、襟元、前立、胸ポケット、キャップのつばなど、さまざまな場所に取り付けられる。2本を同時に使えるのもありがたい。

クリップ 背面のクリップは自由に回転する

 レシーバーが付属するので、レシーバーが付属するため、事前にスマートフォンなどとペアリングする必要がなく、専用アプリのインストールも不要だ。

レシーバー 付属のレシーバー
レシーバー背面 レシーバーの背面。技適マークがついている
レシーバー右側 レシーバーの右側には給電用のUSB Type-C端子がある

 使い方は簡単で、レシーバーをスマートフォンなどに差し込み、レシーバーのLEDが点滅したことを確認してからピンマイクの電源ボタンを長押しして電源を入れる。ピンマイクのLEDが青色に点灯したら準備完了だ。

 ピンマイクが内蔵するバッテリー容量は30mAhで、充電に1時間、連続動作時間も最大1時間である。充電には、右側にあるUSB Type-C端子を使う。ただし、USB PD(USB Power Delivery)対応の充電器(またはモバイルバッテリー)を使うと壊れる恐れがあるので、5V2.4A以下で出力するタイプの充電器を使おう。USB Standard-A to USB Type-Cケーブルを使えば安心だ。

充電中 充電中は、ピンマイクのLEDが赤色で点灯する
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