サイズは約21.7(幅)×23.5(奥行き)cmである。厚みは液化している中身がブロック間を移動してしまうので、正確な数値を測ることは難しい。それほど厚くなることはないが、最大で約1cm程度の厚みになる。
4カ所に調整ゴムがあり、これをリュックのショルダーストラップに引っかけて取り付ける。これだけで約90分〜120分間、約29度をキープできるという。
29度で“ひんやり”を感じられるのだろうか。また、実際にはどれほどの時間、“ひんやり”をキープするのだろうか。33度という外気温の中で使ってみた。
まずは、普段使いしているリュックにひんやりパッドを取り付けよう。調整ゴムの長さを決めてから引っかけるだけなので簡単だ。
あとは背負って出掛けるだけ。背中の体温と高い外気温でどこまでもつだろうか。
手で触れると、それほど冷たさを感じないが、背負うとそれなりにひんやりする。汗でぬれた部分が、吹く風で冷やされている――そんなイメージだ。ただ、ここでいう「風」は冷房の効いた室内で回っている扇風機が送り出すようなものではない。真夏の夕暮れ時に吹く風である。なので、そこまで「ヒヤッ」というイメージではないので注意したい。
10分歩き回ったところで、ひんやりパッドの温度を測ったところ、26.4度であった。まだまだ固化したものが多い状態である。
その後は、冷房を入れていない部屋へ移動して、背負ったままデスクワークをした。完全に私事なのだが、歩き続ける自信がなかったのだ。
室内で1時間作業した後、再度散歩へ出かけた。この時点で、背中に取り付けてから(正確にはリュックに取り付けてから)1時間半ほどが経過している。
背負い始めてから2時間ほど過ぎたあたりで、ひんやり感がなくなってきた。見るとすっかり液化している。ひんやりパッドの温度は26.5度になっていた。
バッファローコクヨ、"特殊無機結晶”採用のファンレス型ノートPC冷却台
サンコー、ペルチェ素子で背中をダイレクトに冷やせる冷却ベスト
液体が一瞬で凍る「過冷却」状態を作れるアイススラリー冷蔵庫、シャープが開発 猛暑対策で法人向けにレンタル
1499円とお手頃 蜂の巣構造のフローター付きスマホ防水ケースを三浦海岸で試す
予想以上に本体温度が下がった! 「ルーター冷却スタンド」で無線LAN機器の熱対策Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.