VISION INTELLIGENCEは、9月にクラウドファンディングで先行販売していたAIイヤフォン「viaim RecDot (ブラック/シルバー)」とAIレコーダー「viaim NoteKit」の一般販売を開始する。価格はRecDotが3万4800円(税込み、以下同)、NoteKitが1万3800円。
RecDotは通話や会話をワンタッチで録音し、文字起こし、翻訳、要約を1台で完結できるイヤフォン。骨伝導マイクとAIノイズ除去機能で、騒がしい環境下でも自分の声を的確に捉えてクリアな音質で記録できるという。
NoteKitは、USBポートに接続して利用するPC専用AIレコーダー。オンライン会議や対面での打ち合わせを録音し、その内容をAIが文字起こし、翻訳、要約まで処理する。最大5mの高集音性能と話者識別機能を備える。
また、8月15日にユーザーの利便性向上を目的とした大幅な機能アップデートを実施。会議の要点を視覚的に整理/共有できるマインドマップ機能(RecDotのみ)を搭載し、対応言語を21言語に拡大。今後も対応言語数は増やしていく予定だ。
対応言語は中国語(簡体字/繁体字)、広東語(文字起こしのみ対応、翻訳非対応)、英語(米/英)、日本語、スペイン語、タイ語、韓国語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、アラビア語、ベトナム語、ポーランド語、オランダ語、マレー語、インドネシア語、ミャンマー語、クメール語、ブラジルポルトガル語、トルコ語。
GPT-5、OpenAI o3、Claude 3.7 、GPT-4.1 、Claude 3.7 、Claude-sonnet-4、Gemini-2.5-proのLMM(大規模言語モデル)に対応(RecDotのみ)。会議記録を対象に検索/対話が可能で、過去の記録も全て対象になる。無料プランでは1件の記録のみを対象に対話できるが、有料プランでは全ての記録や特定のグループ内の記録を横断的に引用した質問/対話が可能だ。Claude-sonnet-4 、OpenAI o3、Gemini-2.5-proは有料プランのみ利用できる。
記録した言語に加え、記録データを日本語へ変換出力(RecDotのみ)することも可能。録音された会議データのタイトルが「7月11日 13:00」のような表記から「新製品企画会議」のように自動で要点ベースに変換されるようになり、内容を把握しやすくなった。この他、サブスクリプションの有料プランではLMMの選択肢を拡張するなど、より高度な機能を追加している。
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