「必要な書類をうっかり忘れてしまった」「家にプリンタがない」といったピンチが訪れたとき、どのように対処すれば良いのでしょうか。複数の対応策が考えられますが、都市部において汎用(はんよう)性が高いのは、コンビニで利用できるプリントサービスです。
身近なコンビニプリントサービスとして覚えておきたいのは、「ネットワークプリント」「PrintSmash」「netprint/かんたんnetprint」の3つです。
これらのサービスを使えるようにしておけば、少なくともマルチコピー機を設置している大手のコンビニに行けば、印刷を行えます。
ネットワークプリントは、事前に印刷したいデータをWebサイトにアップロードしておき、現地のプリンタの操作で、印刷を実行する──という流れで使います。
データアップロード時に生成されたQRコードをプリンタにかざすだけでよいので、事前にデータをアップロードする時間がある方や、印刷するファイルの数が多い場合などにおすすめです。
こちらに対応するコンビニエンストアは「ファミリーマート」「ポプラ」「ミニストップ」「ローソン」です。
一方、事前のWebサイトへのアップロードがおっくうな場合には、スマホからコピー機に直接データを送信して印刷をかけるPrintSmashも使えます。こちらも「ファミリーマート」「ポプラ」「ミニストップ」「ローソン」で使えるサービスです。
店頭での操作時間が若干長くなりがちなので、印刷したいファイルの数が少なめな方におすすめです。
なお、コピー機の前で調べながら操作すると焦りがちなので、時間に余裕がある方は、事前に操作手順を予習しておき、店頭でサッとアプリを操作できるようにしておくとよいでしょう。
「セブン-イレブン」では、プリントサービスとしてWebブラウザから操作する「netprint」と、スマホアプリから操作する「かんたんnetprint」が使えます。
基本的な流れはネットワークプリントのそれとおおむね類似しています。生活圏でセブンイレブンをよく使う場合には、これらのサービスもチェックしておきましょう。
なお、それぞれの印刷にかかる料金や、諸注意、具体的な操作手順などについては、本稿では割愛します。それぞれのサービスの公式サイト等で確認してみてください。
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