ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。8月11日〜8月17日の期間は、首位の「iPhone 16(128GB)」と2位の「Galaxy S25 SC-51F」が順位を維持する結果となった。
「iPhone 16e(128GB)」は前週5位から1つ順位を上げ、4位に浮上。11万8910円という価格設定で、同価格の「iPhone 15(128GB)」と競っている。最新のApple Intelligence対応機種と型落ちながらカメラ性能では上回るモデルで需要を二分しているようだ。
Androidスマートフォンでは、「Xperia 10 VI SO-52E」が前週3位から5位へと後退した。6万2590円という手頃な価格と5000mAhの大容量バッテリーが特徴だが、iPhoneシリーズの攻勢に押される形となった。「AQUOS sense9 SH-53E」は前週7位から6位へ1つ順位を上げ、堅調な売れ行きを見せている。
「iPhone 16(256GB)」が前週6位から7位へ後退。17万2810円とやや高めなもののトップ10内にとどまっている。「Google Pixel 9a(128GB)」は8位で変動なし。8万8000円という価格でTensor G4チップを搭載し、コスパの高さで支持を集めているようだ。「AQUOS R10 SH-51F」と「AQUOS wish5 SH-52F」はそれぞれ9位、10位で前週と同じ順位を維持した。
今回のランキングから見えてくるのは、10万円台前半のiPhoneが市場の主戦場となっている点だ。iPhone 16eとiPhone 15が同価格で3位・4位を分け合い、6万円台のミドルレンジAndroidも安定した支持を集めている。大きな変動が少ない今週のランキングは、各価格帯でユーザーの選択が定着しつつあることを示している。
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