3COINSで2750円の「ミニトイカメラ」、ノスタルジックに浸るのにちょうどいい写り 在庫復活の今が入手チャンス(1/3 ページ)

» 2025年08月25日 13時20分 公開
[渡辺まりかITmedia]

 小さいものはかわいい。小さいものは正義。レトロデザインであればもっと良い。3COINSの「ミニトイカメラ」(2750円)は、そんなグッドポイントを総なめした人気商品だ。一時は売り切れした店舗が続出したようだが、現在は在庫が復活している。どんな写真が撮れるのか、実際に購入して試してみた。

3COINS「ミニトイカメラ」 3COINSの「ミニトイカメラ」

最大で3280×2460ピクセルの静止画を撮影できるトイカメラ

 ミニトイカメラは、静止画と動画撮影に対応するトイカメラだ。カラーは筆者が購入したグリーンの他、アイボリー、プルー、ピンクの4色展開だ。静止画は最大8M(3280×2460ピクセル)、動画は最大1080P(1920×1080ピクセル)で撮影できる。

取り外し可能なストラップ付き 取り外し可能なチェーンタイプのストラップが付いている

 最大64GBのmicroSDメモリーカードを利用できる。本体メモリーだけでも240×180ピクセルの静止画を約30枚撮影して保存できる。万が一、外部メモリを入れ忘れていたとしても最低限は記録できるのがありがたい。

底面 底面。充電/データ転送用のUSB Type-C端子とmicroSDメモリーカードスロットが見える。その間にあるのは状態を示す通知LEDだ
充電中 充電を開始すると、数秒間だけ背面の液晶画面に充電中のアニメーションが表示される。通知LEDは赤で点滅する
上面 上面。フラッシュとシャッターボタンがある

 焦点距離は2.2mm、F値はF2.8で、明るい画像を得られる。おもちゃのようなフラッシュも搭載しており、ポップアップすればフラッシュをたける

正面 正面。レンズ周りには2.2mmの焦点距離、f2.8のF値、フルHD画質で撮影できることなどが印刷されている
フラッシュオフ フラッシュが倒れている状態ではオフ
フラッシュオン 起こすとオンになる

 タイマー撮影に対応しており、オフ/3秒/5秒/10秒から選択できる。動画はループ録画となっており、3分/5分/10分から選べる。

 ファインダーがない代わりに、カメラ背面に液晶画面を搭載しているので画角チェックに使える上、撮影済み写真の再生も行える。

 静止画モード→動画モード→再生モードは、カメラ背面の「M」ボタンの短押しで行い、タイマー撮影や、1ファイルあたりの動画撮影時間、画質や液晶画面の明るさといった設定メニューへは、「M」ボタンの長押しで入ることができる。「左三角」「右三角」ボタンで選択し、シャッターボタンで確定する。

背面 背面液晶を搭載する。電源ボタン、Mボタン、左右ボタンやごみ箱ボタンを配置する

 トイカメラらしく、24種類のフィルターがあり、設定して撮影すると雰囲気の異なる写真や、デコレーションした写真を残せる。

 内蔵バッテリーの容量は450mAhしかないが、充電には1時間半もかかる。急速充電に対応していない分、バッテリーが劣化せず、長く使えると信じたい。

 では、充電も終わったので、早速使っていこう。

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