ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。9月1日〜9月7日の期間は、「Galaxy S25 SC-51F」が前週2位から首位に返り咲いた。256GBモデルで12万1440円という手頃な価格設定から、最新のAndroidフラグシップモデルとして安定した人気を維持している。
一方、前週初登場首位を飾った「arrows Alpha F-51F」は3位に後退。9万円を切る戦略的な価格設定のこの機種は発売2週目もトップ3圏内にとどまっており、Androidスマートフォンとしては健闘している部類といえる。
2位には「iPhone 16(128GB)」が前週3位から順位を上げた。最新iPhoneの標準モデルとして根強い需要があるようだ。また、「iPhone 16e(128GB)」は前週8位から5位に浮上した。iPhone 16と同じA18チップを搭載しながら、より手頃な選択肢として支持を集めている。
「AQUOS sense9 SH-53E」は4位をキープ。6位には、「Google Pixel 9a(128GB)」が浮上した。9月2日からMNPで4万3439円の割引を実施しており、人気が再燃した。一方で、発売2週目のPixel 10シリーズ(Pixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XL)は前週に引き続きトップ10入りはかなわなかった。3つのハイエンドモデルが並んで発売となったことから人気が分散しているものと思われる。
「Xperia 1 VII SO-51F」は5位から7位に後退したものの、不具合による販売中止から復帰して以来、高額モデルとしては健闘している状況だ。
総じて2つの価格帯に人気が集中しているように観測される。Galaxy S25やiPhone 16が位置する15万円以下で、arrows AlphaやPixel 9aが位置する10万円以下という2つの価格レンジが販売の中心となっているようだ。
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