9月12日21時、iPhoneの予約開始ということでGadgetouchの「一緒に予約ライブ! みんなでゲット新型iPhone!全国から予約報告、コメント大歓迎!」というYouTubeライブ配信番組に出演した。
この記事は、毎週土曜日に配信されているメールマガジン「石川温のスマホ業界新聞」から、一部を転載したものです。今回の記事は2025年9月13日に配信されたものです。メールマガジン購読(税込み月額550円)の申し込みはこちらから。
自分のiPhoneを予約しつつ、チャットで参加している人からのコメントを読んだりして、白熱した予約合戦を繰り広げた。
iPhoneでアップルストアのアプリを開き、在庫状況をチェック。同時にキャリアや家電量販店のオンラインストアの状況も見守った。
その流れで見えてきたのが、iPhone 17 Pro Maxの人気が高い、もしくは在庫がそもそもないということだった。しかも、容量としては512GBがすぐに消滅していた。色的にはコズミックオレンジが人気薄のようだった。
ほとんどの場合、アップルストアで配送を申し込むと10月以降となってしまい、店頭在庫が時々、出てくるという感じであった。
やはり、予約開始のタイミングで群がるユーザー層を考えると、すでにiPhoneを10年以上使いこなし、そこそこ容量の大きなものが好まれるということだろう。
ただ、1TB、2TBは高額でかつ、そこまでの容量は必要としないということで購入候補から外れる。自分の場合、仕事柄、写真は数十万枚、iCloudに保存しているが、メインはクラウドに依存しているため、iPhoneにはさほど容量は必要としない。256GBでも収まってしまうほどだ。
アップルが注力している「iPhone Air」は相当数の在庫を確保したのか、時間が経過しても、発売当日に買えてしまう予約が入ってしまう。
i
Phone Airは実際に持ってみると本当に薄くて驚くのだが、やはりウェブ上の写真や動画を見るだけではなかなか手を出しにくいのだろう。
番組のチャットやSNSを見ていると、カメラが一つしかない点も気になるが、意外にも「モノラルスピーカーなのが心配」という声が散見された。
個人的には「バッテリーがどれくらい持つか」はやはり不安要素ではある。
アップルとしても、iPhone Airの位置づけは「無印を使い続けてきたが、Proに移行するほどではない」という人たちをターゲットにしている。
予約開始のタイミングで群がるPro やPro Maxユーザーではなく、「店頭で無印を買いに来たけど、触ってみたらiPhone Airが良かったから、ちょっと無理して買う」という流れを狙っている。
つまり、iPhone Airは、予約よりも発売してから、「本来はiPhone 17を買うつもりだった」という人たちを取り込むことができるかが重要だろう。
Apple、iPhone 17 Proのカメラ「8倍光学ズーム」表記を「光学品質ズーム」に修正
なぜ中国のiPhone 17は物理SIMを搭載しているのか? 日本向けモデルがeSIMオンリーとなった“特殊事情”
「iPhone Air」「iPhone 17 Pro」を試す:スペック度外視でAirを即決、17 Proは放熱とカメラの進化を実感
「iPhone 17/Air、9月22日までに受け取って」──Apple 銀座が呼びかけ 元の場所へ戻る日が近づく
Android⇔iPhoneの「eSIM移行」はもうすぐ実現? Pixel 10に見た“予兆”© DWANGO Co., Ltd.