日本通信SIMではeSIMを提供している。物理SIMからeSIMへの変更や、eSIM再発行にかかる手数料は、年3回までは無料で、4回目以降は1100円がかかる。
HISモバイルでは、ドコモ回線を用いた「自由自在2.0プラン」と「データ定額2.0プラン」でeSIMを利用できる。eSIMの再発行、物理SIMからeSIMに変更する際の手数料として1100円がかかる。
トーンモバイルでは、9月24日からeSIMを利用できるようになった。既存ユーザーは会員ページからeSIMに変更できる。
物理SIMからeSIMに変更する際、eSIMを再発行する際は、eSIMプロファイルの発行手数料として352円がかかる。ただし端末初期化やeSIMプロファイルのダウンロード失敗などにより、同一機種でeSIMプロファイルを再発行する場合、手数料はかからない。
メルカリモバイルでは、サービス開始当初からeSIMを提供している。eSIMの再発行、物理SIMからeSIMへの変更には440円の手数料が発生する。
エックスモバイルでは、HORIE MOBILE、HORIMO、マジモバSIM、 D-Lab SIMなどを含め、同社が提供するサービスは2025年3月24日からeSIMでの契約が可能になった。また、2025年7月からは物理SIMからeSIMへの変更も可能になった。
物理SIMからeSIMへの変更手数料、eSIMの再発行手数料ともに3300円かかる。
KDDI傘下のBIGLOBEモバイルとJ:COM MOBILEは、au回線ならiPhoneのクイック転送を利用できる。クイック転送を利用すれば、マイページから再発行する必要がなく、eSIMのプロファイルを新しいiPhoneに転送できる。ネットワークを経由するのでWi-Fi環境は必要だが、手数料がかからないのはありがたい。
BIGLOBEモバイルではタイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)の両方でeSIMを提供している。物理SIMをeSIMに変更する際や、eSIMを再発行する際は、433.4円の手数料が発生する。なお、タイプAの回線を使っているiPhoneはクイック転送を利用できるため、手数料は発生しない。
J:COM MOBILEではeSIMを提供しており、再発行はマイページから無料で行える。通常、MVNOではキャリアに支払うプロファイル発行手数料が必要になり、ユーザーが負担するケースが大半だが、これを無料としているのはうれしいポイントだ。
なお、物理SIMからeSIMへの変更はマイページでは行えず、カスタマーセンターに電話で手続きをする必要がある。その際も手数料は発生しない。
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