au Online Shopが公表している「スマートフォン・ケータイ売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。2025年11月は、11月13日に発売されたシャープの「AQUOS sense10」がいきなり2位にランクインし、ソニーの「Xperia 10 VII」も4位をキープ。7万〜8万円台の機種が上位に食い込む展開となった。
AQUOS sense10は7万1800円という価格ながら、6.1型のPro IGZO OLEDディスプレイや5000mAhの大容量バッテリーを搭載する。Snapdragon 7s Gen 3による処理性能の向上に加え、料理撮影時の影を自動除去するAI機能など、日常使いで便利な機能を多数備えている。発売からわずか半月ほどで2位に入ったことから、ミドルレンジ市場での需要の高さがうかがえる。
Xperia 10 VIIは10月の4位から順位を維持した。8万2800円で、6.1型有機ELディスプレイや120Hzのリフレッシュレート、5000mAhバッテリーを備える。本体側面の「即撮りボタン」でカメラを素早く起動できる点や、3.5mmイヤホンジャックを搭載している点も支持を集めている。AQUOS sense10とともに、8万円前後の価格帯で実用性を重視したモデルが好調だ。
一方、iPhoneは引き続き安定した人気を見せている。首位のiPhone 17(256GB)は10月に続いてトップを守り、iPhone 17 Pro(256GB)も3位を維持した。ただし、iPhone 17 Pro Max(256GB)は10月の3位から5位へ、iPhone 17 Pro(512GB)は5位から9位へと順位を落としており、高容量・高価格モデルはやや勢いが落ち着いてきた。
新たにランク入りしたもう1機種が「Google Pixel 9a」で、7位に浮上した。8万円という価格で、6.3型有機ELディスプレイやTensor G4チップ、5100mAhバッテリーを搭載する。Geminiを活用したAI機能や消しゴムマジックなどの写真編集機能が特徴で、Googleのスマートフォンとしては手頃な価格帯に位置する。
8位のiPhone 16e(128GB)、10位のiPhone 16(128GB)は10月からそれぞれ1つずつ順位を下げたものの、依然としてトップ10圏内を維持している。iPhone 16eは11万2800円で、A18チップとApple Intelligence対応を武器に、廉価iPhoneながら最新機能を求めるユーザーに訴求している。
今回のランキングからは、7万〜8万円台で十分な性能と機能を備えた機種が複数登場し、ユーザーの選択肢が広がっていることがうかがえる。年末商戦に向けて、こうした中価格帯モデルがどこまで存在感を高めるか注目される。
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