「LINE教えて」はもう古い? Z世代が初対面でインスタを交換する納得の理由(3/3 ページ)

» 2026年01月27日 15時40分 公開
[鈴木朋子,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

LINEアカウントは慎重に交換する

 彼らZ世代が初対面の人と交換するのは、Instagramのメインアカウントです。メインアカウントは誰に見られても問題がないプロフィールや投稿をしているからです。

 Instagramを交換すると、相手の様子が分かるようになります。「誰をフォローしているのか」「どんなストーリーズをアップするのか」などを見て、人となりを推測します。DMでの会話ももちろんしますが、ストーリーズからDMに発展することもあるため、気軽に少しずつ関係性を深められます。

 こうしてInstagramで交流していくうちに、もし相手とは気が合わないと感じたらミュート、もしくはそっとフォローを外します。

 一方、LINEは「重さ」があります。Z世代は人とつながることにかなり慎重です。もしLINEで初対面の人とつながって、相手とどう接していいのか分からない場合、会話のきっかけがつかめず困ってしまうことも。

 また、LINEは通話もよく使われるので、積極的な相手に「通話しよう」と言われて戸惑うこともあります。

 ブロックに関しても、LINEはお互いに追加し合う仕組みなので、ブロックすると相手を拒否した印象が強く残ります。また、ブロックしても、相手には自分のプロフィール画面を見続けられてしまいます。相手のLINEから自分を消すにはアカウントを作り直すしか方法がありません。

 LINEは家族や古くからの友人、サークルやアルバイト先との連絡などに使っているため、簡単にリセットできません。連携したアプリやSNSログイン、LINEコインなども無効になるため、アカウント削除は避けたい人がほとんど。気軽に交換するものではないのです。

photo LINEのアカウントを作り直すのはハードルが高い

 こうして「まずはInstagram。親しくなったらLINEも交換」という流れが構築されているのが現状です。

 つまり、LINEをゲットすることは重要なステップアップでもあります。Instagramでつながっているだけでは普通の関係性ですが、LINEもつながっているとなると強固なつながりになります。

 筆者は以前、「体育祭で憧れの先輩の写真をいっぱい撮って、送りたいからとLINEもらった!」と喜んでいる女子高生と話したことがあります。LINEでつながるために写真を撮って、思い切って話しかけたとのこと。その後、2人がどうなったのか分からないのですが、こうした甘酸っぱい思い出にもLINE交換は一役買っているようです。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月08日 更新
  1. KDDIのローミング縮小でも「やめる理由にはならない」 楽天モバイルユーザー4人が語る本音と“経済圏”の囲い込み (2026年10月05日)
  2. 楽天ドライブに不正アクセス 1万5382件の保存データ閲覧、313件のパスワードも (2026年10月06日)
  3. 新コード決済「teppay」はどこで使える?  エキナカ施設からコンビニ、ファミレス、ECまで一挙案内 (2026年10月07日)
  4. モバイルSuicaのコード決済「teppay」10月20日開始 2万円を超えたチャージが可能に (2026年10月06日)
  5. 【ワークマン】2900円の「撥水8ポケットショルダーバッグ」 13型ノートPCも入る収納力 (2026年10月07日)
  6. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  7. Xperia純正充電器がソニーストアから消える 今後は「出力30W以上のUSB Power Deliveryに対応した充電器の使用を」 (2026年10月07日)
  8. PayPay、11月以降の地域限定キャンペーン発表 東京や大阪で最大6000円〜1万2000円おトク (2026年10月07日)
  9. 注目点は“可変絞り”だけじゃない! 「iPhone 18 Pro」のカメラは思った以上に変わっている (2026年10月05日)
  10. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【10月6日最新版】 モバイルSuica利用で600ポイント、交換レート35%オフも (2026年10月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー