ソフトバンクは4月10日、都内で「新料金・サービス発表会」を開催し、新料金プラン「ペイトク 2」を6月2日から提供すると発表した。データ容量が無制限の料金プランだ。基本料金は1万538円に設定した。現行プランから値上げしつつも、特典を用意した。
新プランは決済時のポイント付与率を大きく向上させた。「PayPayアプリ」と「PayPayカード ゴールド」を連携させた翌月から、アプリやカードでの対象決済時の付与率がプラス10パーセントになる。付与上限は月額4000円相当に設定した。
ソフトバンクは新プランの基本料金を対象のクレジットカードで支払うユーザーに新たな割引を適用する。「PayPayカード割」の割引額を従来の187円から330円へ増額した。ゴールドカードによる支払いの割引も今回新設し、月額の割引額を550円とした。
ユーザーが「新みんな家族割」に3人で加入し、「おうち割 光セット」と対象のゴールドカードの割引を適用すると、基本料金は7678円だ。決済でポイントを上限までためてスマートフォンの支払いに充当すると実質負担額は3678円に下がる。
ソフトバンクは新プランで衛星通信の「SoftBank Starlink Direct」を提供する。ユーザーはスマートフォンの画面から衛星と直接つなぐことで、国内の屋外の圏外エリアでもデータ通信が可能だ。音声通話は利用不可だ。
ユーザーは混雑している場所や時間帯でもより高速なデータ通信が可能となる「Fast Access」を追加料金なしで利用できる。対象のスマートフォンとSIMを使用する場合、他の通信よりも多くの無線リソースの割り当てを優先的に受ける仕組みだ。
ソフトバンクは海外でデータ通信を無制限で利用できる「海外データ放題(1カ月)」を追加料金なしで提供する。ユーザーは専用Webサイトへアクセスし、利用開始の事前手続きをおこなう。対象となるのは海外200以上の国と地域で、旅行中の通信に役立つ。
ソフトバンクは既存の「ペイトク無制限」などの月額料金を7月1日から改定する。既存の無制限プランの基本料金は9625円から1万175円へ値上げする。改定後の料金プランを利用中のユーザーでも新しい通信サービスを追加料金なしで利用できる。
新プランの提供開始に合わせて、ソフトバンクは既存の無制限プランなどの新規申し込みの受け付けを終了する。既存のユーザーは継続して利用できるが、改定日以降は値上げ後の新しい月額料金へ変わる。ユーザーが解約しない限り自動的に新料金に移行する。
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