やり玉に挙げられたファミペイとは裏腹に、「見習うべき」と評価されるサービスがある。
決済アプリのUXがあるべき姿の参考として、ユニクロのアプリが高く評価されている。「逆に偉いなと思ったのはユニクロ。アプリの強制アップデート画面にもしっかりバーコードを表示して、最低限必要な読み取りだけならアップデートしなくても使える仕様になっている」という声があるのだ。バーコード表示を最優先する設計こそが、優れたUIとして良質なUXを生み出すのだ。
人とデバイスをつなぐUIと、人がサービスに触れて得られる体験のUXは、ユーザー心理を理解した設計でなければならない。特にモバイルアプリでは指先での直感的な操作と短時間での目的達成が求められる。誤操作を防ぎ迷わず使えるUIが不可欠というわけだ。
では、批判を回避するためには、広告の出し方をどう工夫すればいいのか。そもそもレジ前で混雑が予想されるかもしれない状況下で「広告待ち状態」を作るべきではない。広告を出すにしても全画面ではなく画面の一部に配置し、決済操作を絶対に妨げない設計にするべきだろう。広告を閉じるボタンも明確な位置に配置し、誤操作を減らす工夫が推奨される。短期的には収益が上がるかもしれないが、利用者が離れれば本末転倒だ。ユーザーの視点に立ち真の価値を再構築する必要があるのだ。
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