今日から始めるモバイル決済

PayPayカード、ワンタイムパスワード入力を不要に フィッシング詐欺を防ぐ

» 2026年07月17日 12時40分 公開
[金子麟太郎,ITmedia]

 PayPayカード株式会社は、2026年7月より順次、「PayPayカード」および「PayPayカード ゴールド」によるオンライン決済時の本人認証サービス(3Dセキュア)において、「PayPayアプリ」を利用した本人認証の提供を開始する。

 従来のSMSに届くワンタイムパスワードによる本人認証から「PayPayアプリ」での認証へ切り替えることで、フィッシング詐欺などによる不正利用のリスク低減につながる。また、ワンタイムパスワードの入力が不要となるため、よりスムーズで簡単な決済が実現する。

PayPay PayPayカード 2026年7月より順次提供が開始されるPayPayアプリ認証。従来のSMSによるワンタイムパスワード認証から切り替えることで、オンラインショッピング時のセキュリティがさらに強化される

 近年、EC市場の拡大に伴い、悪意のある第三者が偽サイトへ誘導して認証コード(ワンタイムパスワード)を騙し取るフィッシング詐欺が増加しており、より高度なセキュリティ対策が求められている。PayPayカードは従来より、24時間365日のモニタリング体制をはじめとするセキュリティ対策に力を入れてきた。

 その結果、同社の不正利用発生率はクレジットカード業界全体と比較して「4分の1以下」という低い水準を維持しているという。今回、さらなる安全性の向上とユーザーの利便性を両立させるため、アプリ認証への切り替えを順次進める。

PayPayカード 不正利用発生率 PayPayカードの不正利用発生率は、徹底したモニタリング体制などのセキュリティ対策により、クレジットカード業界全体の4分の1以下という極めて低い水準を維持している

 「PayPayアプリ」での本人認証を利用するには「PayPayクレジット」への登録が必要だが、すでに登録済みのユーザーであれば、アプリ認証開始に伴う事前の新たな設定や手続きは不要でそのまま利用できる。なお、対象ユーザーは順次拡大されるが、一部の取引では引き続き従来のSMSを利用したワンタイムパスワード認証が必要となる場合もある。

具体的な「PayPayアプリ」での認証手順は以下の通りだ。

  1. 本人認証サービス(3Dセキュア)に対応しているクレジットカード加盟店(オンライン)でPayPayカードを利用する
  2. 表示された案内画面に従い、「PayPayアプリ」を開く
  3. ホーム画面中央の「取引を完了するには本人認証が必要です」バナーをタップし、本人認証へ進む
  4. 「PayPayアプリ」で本人認証を完了する
  5. 利用中のサイトへ戻る
PayPay 本人認証 PayPayアプリを用いたオンライン決済時の本人認証手順。カード利用後に表示される案内画面からアプリを起動し、ホーム画面のバナーをタップして認証を完了させる

 PayPayカードはこれからも、ユーザーファーストの視点で、ユーザーの満足度向上と、より便利でお得な体験ができるサービスの創出を目指していく方針だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月16日 更新
  1. 異例の「iPhone Air」投げ売りはなぜ起きている? 定価29.5万円の1TBモデルが、いま18.4万円で買える3つの理由 (2026年10月15日)
  2. 「iPhone Air」本音レビュー:使って分かった「バッテリーの持ち」と「ケース選び」の悩ましさ (2025年10月10日)
  3. 楽天モバイルのオリジナルAndroid端末にパッチ未提供の脆弱性 対象端末の利用者には機種変更を推奨 (2026年10月14日)
  4. 7型ディスプレイ搭載「Apple HomeView」発表 Siri AIと顔識別で家族全員に「欲しい情報」を届ける (2026年10月13日)
  5. AppleCare+なしで修理費最大27万超の「iPhone Duo」を守るなら? 年間2万も差が出る、スマホ保険を検討してみた (2026年10月15日)
  6. ダイソーで1100円の「GaN USB充電器」は折り畳みプラグで外出用に持ち歩きやすい 45W出力対応でPCでも使える (2026年10月10日)
  7. 「iPhone Duo」のAppleCare+なし修理費用が明らかに 最大27万円超、折りたたみ画面の損傷は18万円超に (2026年10月15日)
  8. スマホの「実質価格」高騰の恐れ、iPhone 18 Proは2倍高く? 総務省の残価設定ルール厳格化は“誰のため”か (2026年10月10日)
  9. 日本未発売の3つ折りスマホからEV、巨大な「欧州風」研究拠点まで――Huawei深セン・東莞拠点を歩く (2026年10月15日)
  10. 「iPhone Duo」登場の裏で「iPhone 18」が発表されなかった理由 変わりゆくラインアップ戦略を読み解く (2026年09月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー