“ごろ寝”が地球のキキを救う!?――シグマA・P・O「ごろ寝 リターンズ」ちょっと気になる入力デバイス(2/2 ページ)

» 2007年03月30日 15時45分 公開
[王深紅,ITmedia]
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ごろ寝 リターンズが地球を救う!?

財団法人国際宇宙連絡機構のメンバーが大活躍する「ごろ寝・THE MOVIE」

 まずはこちらのごろねリターンズ スペシャルページをご覧いただきたい。通常の製品紹介ページとは明らかに異なる情熱を感じることができるはずだ。

 目玉は何と言っても、ごろ寝 リターンズをベースにした「ごろ寝・THE MOVIE」なるショートムービーだろう。ストーリーは、「西暦2006年、人類はインターネットによる高度な情報社会を向かえ新たな脅威にさらされている。悪の魔の手から地球を守るため結成されたスーパーヒーロー親父 超一郎と4人の美しいゴロネガールによる財団法人国際宇宙連絡機構(IACA:International Aerospace Communication Agency)のメンバーたちが日夜奮闘する熱き愛の物語」である。

 この中で、ごろ寝 リターンズは「地球外生命体の魔の手から地球を守るため国際宇宙連絡機構によって開発されたスーパーマシーン“ごろ寝”」として登場する。しかもごろ寝 リターンズのカラーバリエーションに合わせて4つのエピソードが用意される。もちろん、ゴロネガールズもエピソード別に配置される念の入れ用だ。

 各エピソードの詳細は下記に譲るが、まずはこちらの販促用ムービー(TRAILLER)をぜひ見て欲しい。往年の名作へのオマージュあふれる内容に思わずニヤリとさせられること請け合いだ。

ごろ寝・THE MOVIEの主人公であり、ゴロネガールを統率する「親父超一郎」。モットーは“熱く生きる!”だ
超一郎を補佐し、常に超一郎と行動を共にする4人組の「ゴロネガール」。年齢、経歴は一切不明だが、超一流のテクニックを持つ
悪の魔の手から地球を救うスーパーマシン「ごろ寝」の内部設定図。戦車を内蔵できる大型艦であるのが分かる

こちらは「ごろ寝 リターンズ」の分解図。大きく3つの部分に分かれており(写真=左)、基板は3枚で構成されている(写真=中央)。トラックボールにたどりつくまではかなりの分解作業が必要になる(写真=右)。また、ボディの固定にツメが多用されており、分解作業には細心の注意が必要だ。もちろん、製品を分解するとメーカーの保証は受けられなくなるので注意したい


エピソード1 悪の科学者 毒島博士の野望を砕け!

地球征服を狙う悪の科学者 毒島博士。空中要塞(ようさい)を駆使して東京を襲撃する
マッハ5のスピードを誇る、ゴロネジェットを装着した飛行形態ごろ寝(SGM2GM)
日本のIACA情報部に所属する「しずよ」。特技は変装で、飛行型を担当する


エピソード2 地下暗黒帝国から地底魔人 タ・カーギ現る

地下暗黒帝国を支配する地底魔人 タ・カーギ。地下2万メートルから地球への総攻撃を開始
前面にドリルを装備し、ノコギリホイールで地下に潜る地底探査型ごろ寝(SGM2BK)
IACAフランス情報支局に属するバーバラ。爆破のプロで、地質学の権威でもある


エピソード3 進めごろ寝! 失われた大陸を求めて

海底都市“ソトー・カンダー”を守る大賢者ヒラータ。海底都市悪の手からを守るべくIACAが立ち上がる
深さ3キロまで潜れるアタッチメントS-1海中エンジンを搭載した海底調査型ごろ寝(SGM2WH)
IACAブラジル情報支局のベロニカ。元は敵のスパイだったスナイパー。3キロ先の目標を狙撃できる


エピソード4 宇宙からの怪光線 宇宙大帝ソダーンの魔の手!

14万隻の宇宙艦隊を率いて地球侵略を図る宇宙大帝 ソダーン
高機動バーニアを搭載した宇宙探査型ごろ寝(SGM2SV)
“NASA”からの宇宙交換留学生であるジェーン。宇宙物理学が得意な天才少女


 マウスと言うと、とかく事務的に扱われがちな製品だが、「ごろ寝・THE MOVIE」のようなアプローチがもっとあってもいい。ただ、実際の製品がなかなか秀逸な使い勝手を提供してくれるだけに、このような製作者の“熱い思い”が空回りしがちなのが気になるところだ。ともあれ、最近ではめっきり少なくなったトラックボール搭載製品として、トラックボール派はもちろんのこと、ひと味違う操作感のマウスを探しているユーザーは試す価値のある一品だ。

編集部Oのインプレッション

普段、アップルのMighty Mouseを使っている身としては、トラックボールのサイズがあまりにでかすぎる。また、机上で通常のマウスとしても使いづらいのが気になる。ただ、片手でグリップした際の握り心地は秀逸だ。次期モデルではあえてマウスの形にこだわらず、Wiiリモコンの用に形状から大胆に変わるのを期待したい。


編集部Hのインプレッション

「ごろ寝・THE MOVIE」には思わず見入ってしまった。前モデルから大幅な進化を遂げただけあって、ホールドスタイルでの使いやすさは抜群だ。利き腕を選ばないのもうれしい。ただ、長期間使用する際はトラックボールの掃除が気軽にできない点がネックになる。また、クリックホイールは横スクロール機能をサポートして欲しかったし、多少高価になってもワイヤレスモデルが欲しくなる。



 主なスペックは下記の通りだ。

製品名ごろ寝 リターンズ(SGM2シリーズ)
メーカーシグマA・P・Oシステム販売
インタフェースUSB
読み取り方式光学式
カウント数400・800/インチ(切り替え式)
ケーブル長約152センチ
クリックボタン3ボタン5スイッチ(ホイール含む)
外形寸法W58×D84×H64ミリ
重量約64グラム(ケーブル含む)
対応OSWindows Me/2000/XP/Vista、Mac OS X 10.2以降
付属品簡易マニュアル
カラーバリエーションブラック(BK)/ガンメタリック(GM)/シルバー(SV)/ホワイト(WH)
実売価格3500円前後
保証期間6カ月
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