高解像度・広色度域・高速無線LANを備えたノートPCの最上位機――LaVie C:2007年夏 Vista搭載PC特集

» 2007年04月16日 11時00分 公開
[田中宏昌,ITmedia]

高解像で広色度域を両立したスーパーシャインビューEX3液晶を新たに採用

LaVieシリーズのフラッグシップモデル「LC950/JJ」

 NECのフラッグシップノートPC「LaVie C」シリーズは、全2モデルというラインアップを春モデルから引き継ぎつつ、夏モデルで液晶ディスプレイと通信環境の底上げが行われた。なお、店頭モデルはパールホワイトのみの展開だが、直販の「NEC Direct」ではシャインシルバー/ベルベットパープル/ビターブラウン/スカイブルーのカラーバリエーションが用意されている。

 まず、液晶ディスプレイ周りではパネルのサイズこそ従来と同じ15.4インチワイドのままだが、画面解像度を1280×800ドットから1440×900ドットに拡大し、1画面の情報量が約1.27倍増加した。また、色度域をこれまでの約72%(NTSC比)から約90%に高めたスーパーシャインビューEX3液晶を新たに装備し、より深みのある色彩表現が可能になった。このあたりの詳細なレビューはこちらの記事を見てほしい。

 通信関連では、春モデルのギガビットLANに加え、無線LANをIEEE802.11a/g/bからIEEE802.11n(ドラフト版)に高速化したのが大きな変更点と言える。Draft 11nでの接続は同社のAtermシリーズなど評価ずみのルータに限られるが、理論値で最大130Mbpsの通信が行える。

 そのほかのスペックは春モデルと同じで、2モデルともデュアルコアCPUのCore 2 Duo、1Gバイトのメインメモリ、チップセットのIntel 945GM Express、RAID 0構成の160GバイトHDD(80Gバイト×2)、グラフィックスチップのATI Mobility Radeon X1600を搭載し、背面にHDMI出力端子を標準で備えている。

 「LC950/JJ」は、2.0GHz駆動のCore 2 Duo T7200とBlu-rayドライブを採用した最上位モデルで、オフィススイートにはOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007が付属する。一方の「LC900/JG」は1.83GHz駆動のCore 2 Duo T5600とDVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを備え、オフィススイートにはOffice Personal 2007がプリインストールされる。

 両モデルともOSはWindows Vista Home Premiumで、実売価格はLC950/JJが32万円前後、LC900/JGが25万円前後の予定だ。出荷は4月下旬に行われる。

左からLC950/JJ、LC900/JGで、直販チャンネルのNEC Directでは5色のカラー展開が行われている(写真=右)

15.4インチワイドのまま、画面解像度を1440×900ドットに拡大した(写真=左)。新装備のIEEE802.11nは底面のMiniPCIスロットに装着されている(写真=中央)。MIMO用の3本のアンテナは液晶ディスプレイの上部にを内蔵ずみだ。背面右側にHDMIの出力端子を備える(写真=右)

LaVie Cの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
LaVie C LC950/JJ 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo T7200(2.0GHz) 1024MB 160GB Home Premium 32万円前後
LC900/JG 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo T5600(1.83GHz) 1024MB 160GB Home Premium 25万円前後
LaVie Cの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
LaVie C LC950/JJ 15.4インチワイド 1440×900 Intel 945GM Blu-ray Mobility Radeon X1600 − 約4.3キロ
LC900/JG 15.4インチワイド 1440×900 Intel 945GM 2層対応DVDスーパーマルチ Mobility Radeon X1600 − 約4.3キロ

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