進化した“至高のAVノート”は「REGZA」や「VALDIA」と連携――「Qosmio G40/97D」2007年PC秋冬モデル

» 2007年08月20日 15時05分 公開
[ITmedia]

 東芝Qosmioシリーズの頂点に座る「Qosmio G40」シリーズは、従来の2モデル構成から1モデルへと縮小されている。夏モデルでSanta Rosaプラットフォームへとフルモデルチェンジしたばかりとあって、ハードウェアスペック的にはマイナーチェンジだ。

VALDIAの録画番組をQosmioで視聴できるSoftDMA機能を搭載

 ただし、今回はノートPCでは初となる地上デジタルTVチューナーの2基構成になり、地デジ放送の2番組同時録画や、裏番組録画にも対応。また、液晶TV「REGZA」との連携機能“REGZAリンク”により、REGZAのリモコンを使ってHDMI経由でQosmio内の録画番組をREGZAで視聴できるようになった。このほか、VALDIA(A600/A300)に保存された番組をLAN経由でQosmioに表示することも可能になるなど、同社製AV機器との連携をより強めている。

 基本スペックで見た夏モデル「Qosmio G40/97C」からの主な変更点は、メモリ容量が1Gバイトから2Gバイトへと強化された点のみ。もっとも、フラッグシップモデルとしてメモリ容量がやや物足りない部分だっただけに、弱点が補強された格好だ。なお、200万画素の内蔵Webカメラや指紋センサー、Felicaポートといった機能面は踏襲している。

本体前面/背面/左側面/右側面
Qosmioの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売価格
Qosmio G40 Qosmio G40/97D 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo T7300(2GHz) 2Gバイト 320Gバイト Windows Vista Home Premium 40万円前後
Qosmioの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
Qosmio G40 Qosmio G40/97D 17インチワイド 1920×1200 Intel PM965 Express HD DVD-R GeForce 8600M GT 地上デジタル×2 約4.8キロ

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