東芝のハイエンドスタンダードノートPC「dynabook TX」は、2007年春の2モデル構成から3モデルへと増加している。下位2機種はスペックを共通化しつつ、ボディカラーに白(パールホワイト)と黒(コスミックブラック)を用意したバリエーションモデルだ。dynabook AXと同様に、ボディデザインの変更にあわせてSDHC対応のメディアスロット(SD/xD/MMC/メモリースティックPRO)や、ExpressCardスロット(/34 /54対応)が搭載されている。
基本アーキテクチャは春の上位モデルを踏襲しており、Core 2 Duo T5500(1.66GHz)とIntel 945GM Expressチップセットの組み合わせを採用する。メモリ容量はPC2-5300モジュールのデュアルチャンネル構成で1Gバイト、HDDは120Gバイト(5400rpm)。これらのスペックは全モデル共通となるが、最上位モデルのみ2灯式のClear SuperView液晶(1280×800/490カンデラ)を採用することで差別化している。音質で定評のあるharman/kardonスピーカーは従来通り。本体サイズは、362(幅)×267.8(奥行き)×33.5〜39.3(高さ)ミリ。
予想実売価格は、最上位モデルのTX/67Cが20万円台半ば、下位機種のTX/66CおよびTX/65Cが19万円前後。4月中旬より出荷される見込みだ。
dynabookの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売価格 |
dynabook TX | TX/67C(黒) | 2スピンドル | 新ボディ | Core 2 Duo T5500(1.66GHz) | 1024MB | 120GB | Home Premium | 20万円台半ば |
TX/66C(黒) | 2スピンドル | 新ボディ | Core 2 Duo T5500(1.66GHz) | 1024MB | 120GB | Home Premium | 19万円前後 | |
TX/65C(白) | 2スピンドル | 新ボディ | Core 2 Duo T5500(1.66GHz) | 1024MB | 120GB | Home Premium | 19万円前後 | |
dynabookの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV機能 | 重量 |
dynabook TX | TX/67C(黒) | 15.4インチワイド | 1280×800 | Intel 945GM | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約3キロ |
TX/66C(黒) | 15.4インチワイド | 1280×800 | Intel 945GM | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約2.8キロ | |
TX/65C(白) | 15.4インチワイド | 1280×800 | Intel 945GM | 2層対応DVDスーパーマルチ | チップセット内蔵 | − | 約2.8キロ | |
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