携帯ゲーム機っぽいUMPC――Wibrain「B1」を試す親指入力にボディを最適化(3/3 ページ)

» 2008年03月21日 17時45分 公開
[坪山博貴,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

割り切りが生んだ独特の魅力を持つB1

Bluetoothキーボードと組み合わせれば、文字入力は無理なく行える

 B1の魅力は、やはり利用スタイルを思い切って割り切った分割キーボードに集約されるだろう。国内メーカーのPCであえてライバルを挙げるならば、「VAIO type U」や「LOOX U」が浮上してくるが、この2製品はB1ほど両手親指による入力に特化しておらず、一般的なキー入力スタイルも意識したぶん、悪く言えば、どっちつかずといった感もある。

 これに対してB1は、一般的なキー入力スタイルをばっさりと切り捨てたことが、そのまま両手親指入力の快適さにつながっており、ボディのデザインも含めて独特の魅力を発している。幸いBluetoothを内蔵しているので、キー入力にこだわる場合は、コンパクトな折りたたみ型のBluetoothキーボードと組み合わせるのもアリだ。

 もっとも、B1の商品力については、価格面を考慮すると、ニッチにとどまってしまうかもしれない。デビューがあと半年早ければよかったのだが、4万9800円で買えるEee PCが国内市場に投入され、刺激を受けたかのように工人舎もミニノートの実質値下げモデルを投入するなど、ミニノートという区切りで見れば価格面での劣勢は否めない。また、Atomを搭載した高性能UMPCの登場も迫ってきている。

 B1はEee PCとは明らかに方向性の違う製品だが、今回試用した上位モデルはブルレーの直販価格が13万4800円となっており、価格の開きは大きい(下位モデルは11万9800円)。B1のコンセプトに魅力を感じる層はそれなりに多いだろうが、この価格に納得できるかどうかが選択の分かれ目になる。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月07日 更新
  1. 32GBメモリが6万円切り、2TB SSDは3.3万円から 価格上昇が続くアキバで見つけた高コスパパーツ (2026年02月07日)
  2. Insta360初ドローン「Antigravity A1」実機レポ 360度カメラが生む“空中を自由に見渡す”没入感とは? (2026年02月06日)
  3. 自宅のどこでも本格サウンドが楽しめる「Bose SoundLink Home Bluetooth Speaker」が3.3万→2.3万円に (2026年02月05日)
  4. Surface RT「歴史的大失敗」の裏で何が? エプスタイン文書が示すMS元幹部の焦りと情報漏えい (2026年02月05日)
  5. ソニーとTCLの合弁が意味する「新しいソニー」の完成形――ソニーが“家電企業”の殻を脱いだ日 (2026年02月06日)
  6. 「VAIO SX14-R」の“ふるさと”見学記 ノジマグループ参画後も進化が続く“物作り” (2026年02月05日)
  7. フロッピー世代に刺さるレトロなデザインが魅力の「Trozk モバイルバッテリー TP09U」が19%オフの8080円に (2026年02月05日)
  8. 宅内ネットワーク環境の10G化に適した「TP-Link DS108X」が13%オフの4万803円に (2026年02月06日)
  9. マウスコンピューターやユニットコムの親会社「MCJ」がMBOで非上場化へ ベインキャピタル傘下のファンドがTOBを実施 (2026年02月06日)
  10. JIS配列の2つ折りキーボード「Ewin 折りたたみ Bluetooth キーボード」が32%オフの2699円に (2026年02月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年