日本HPが400台限定の“Artist Edition”ノートPCを発売テーマはAsian Odyssey

» 2008年04月11日 11時00分 公開
[ITmedia]

独自デザインを全面に導入した限定モデル

HP Pavilion Notebook PC dv2800/CT Artist Edition

 「HP Pavilion Notebook PC dv3000/CT」と同じ4月11日に発表された「HP Pavilion Notebook PC dv2800/CT Artist Edition」は、2007年に実施された「ノートPCデザインコンテスト」で最優秀賞に決まった作品を製品化したデザインモデルだ。

 全世界からの応募総数8582点から選ばれたのは、ポルトガル人のジョアン・オリヴェイラ(Joao Oliveira)氏(20歳)で、受賞作品はアジア文化の潮流を表現した「Asian Odyssey」(アジアへのいざない)。ボディの成形とデザインの転写、表面塗装という3つの工程を1度に行う「HP Imprint」を採用することにより、精細なデザインを損なうことなく製品に反映できたという。

 1280×800ドット表示対応の14.1インチワイド光沢液晶ディスプレイ、334(幅)×237(奥行き)×26〜39(厚さ)ミリという本体サイズや、約2.5キロの重量はdv2705と共通だが、内部のスペックはdv3000/CTに準じている。

 具体的には、CPUが45ナノメートルプロセスルール採用のCore 2 Duo T8100(2.1GHz/2次キャッシュ3Mバイト)、チップセットはIntel PM965 Express、HDDが120Gバイト(5400rpm)、光学ドライブは2層対応DVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスチップはNVIDIA GeForce 8400M GS(ローカルメモリは256Mバイト)となる。通信機能はIEEE802.11n/a/g/b対応の無線LANと、ギガビット対応の有線LANとなり、Bluetoothは選べない。バッテリーは6セルで約3.5時間の駆動が行え、液晶ディスプレイ上部にはWebカメラを内蔵している。上記のスペックをはじめ、OSもWindows Vista Home Premium(SP1非適応)に固定されるが、メモリ容量は1Gバイトと2Gバイトから選択が可能だ。

 発売は4月下旬以降の予定で、日本では限定400台のみ取り扱われる。1Gバイトのメモリを搭載した最小構成価格は8万9880円だ。

HP Pavilion Notebook PC dv2800/CT Artist Edition

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