“シンプルなこだわり”を積み重ねた淡色ノートPC――NEC「Lavie N」シリーズこの色が欲しかった(2/2 ページ)

» 2008年08月05日 11時11分 公開
[中山一弘,ITmedia]
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ユニークなセキュリティ機能も装備

パワーオフUSB充電機能の設定画面

 拡張性を見ていくと、3基のUSB 2.0にSDメモリーカード(SDHC対応)/メモリースティックPRO-HG Duo/xDピクチャーカード対応のメモリカードスロット、ExpressCardスロット(ExpressCard 54対応)と過不足なく用意されている。左側面にあるUSBポートは、PCの電源オフ時でもiPodなどの携帯機器に充電が行える「パワーオフUSB充電機能」をサポートし、本機からACアダプタを接続しなくても充電が可能になった。

 常にケーブルを接続するアナログRGB出力やギガビット対応の有線LANポートを両側面奥側に、ひんぱんに抜き差しするUSBポートを手前側に並べる扱いやすいレイアウトも評価できる。

前面はステレオスピーカーのほか、3in1メモリカードスロットやヘッドフォン、マイク端子が並ぶ(写真=左)。NECロゴが前面右上にあるのが分かる。メモリカードスロットのダミーカードがピンクでないのは残念。背面はバッテリーが占めている(写真=右)

左側面にはアナログRGB出力、排気口、2基のUSB 2.0、ExpressCardスロット、無線LANの電源スイッチがある(写真=左)。右側面はUSB 2.0、有線LAN、DC入力、ケンジントンロックが並ぶ(写真=右)。FAXモデム機能は持たない

液晶ディスプレイ上部にWebカメラを内蔵する

 そのほか、液晶ディスプレイ上部に有効198万画素のWebカメラを内蔵し、同社の顔認証技術「NeoFace」を使ったWindowsログオンや、内蔵されているFeliCaポートを利用したスマートログオンも可能だ。Webカメラは新たにマクロフォーカス機能を備え、雑誌や名刺など従来機では撮影しにくかったものも扱いやすくなった。試しに顔認証によるログオン機能を利用してみたが、認識度が高く一度登録してしまえばパスワード入力の必要がなく快適に運用できた。

 また本機から、プリインストールされる「SmartPhoto」が富士フイルムの顔認識技術「フェイスサーチナビ」を使用した顔認識による画像検索「顔見てサーチ」機能を新たに実装し、写真に写っている人数や日にち、顔指定で検索が行えるようになった。顔検索は思いのほか精度が高く、膨大な写真からデータを探すのに役立ってくれるだろう。

 接続先などの通信設定を切り替える「モバイルオプティマイザ」や、外出先から同社の対応サーバ機種へアクセスできるVPNソフト「セーフコネクト」を搭載するなど、通信環境も充実している。

記事初出時、「SmartPhotoがNeoFaceエンジンを利用した」旨の表記がありましたが、正しくは富士フイルムの「フェイスサーチナビ」でした。おわびして訂正させていただきます。
Webカメラを使ったシンプルログオンの登録画面(写真=左)。こちらはSmartPhotoに搭載されている「顔見てサーチ」(写真=中央)。対象となる人物が写っている画像から顔を認識させ、アルバムからその人と同じ顔が写っているファイルを探し出してくれる(写真=右)

シンプルなこだわりを積み重ねた優等生

 以上、駆け足でLavie Nの概要を見てきたが、端的にいって、デザインを含め“シンプルなこだわり”を積み重ねた優等生という印象を受けた。今回はベンチマークテストを行えなかったが、本機がハイパフォーマンスモデルではない以上、選択に際して該当ユーザーはあまり気にならないだろう。店頭モデルは、Office Personal 2007とPowerPoint 2007が付属したLaVie N LN530RJxxが実売17万円前後、Office Personal 2007のみのLN500RGxxが同16万5000円前後で、それぞれに3色のカラーバリエーションがラインアップされる。単にスペックから考えると安価とはいえないが、細部まで気を配ったプレーンなノートPCとして、今後の動向が気になるところではある。

 普段からノートPCを持ち歩いて、スマートに使いこなしたいと考えているユーザーには、本機は最良の選択肢になるはずだ。カラーバリエーションも他機種には見られないものが多く、これまで以上に女性ユーザーにも安心してお勧めできる製品といえるのではないだろうか。

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