Nehalemのパフォーマンスは?──Core i7 965 ExtremeとCore i7 920の性能に迫る:イマドキのイタモノ(3/3 ページ)

» 2008年11月04日 01時45分 公開
[笠原一輝,ITmedia]
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最強のパフォーマンスを発揮するCore i7 965 Extreme Edition

SYSmark2007 Preview:Rating
SYSmark2007 Preview:E-Learning

SYSmark2007 Preview:VideoCreation
SYSmark2007 Preview:Productivity

SYSmark2007 Preview:3D

CineBench10:Single
CineBench10:Multi

TMPGenc 4 Xpress Ver.4.4.0.233(MPEG2 HD 4039 frame 15Mbps to MPEG4 AVC Pro 5Mbps):フレームレート
TMPGenc 4 Xpress Ver.4.4.0.233(MPEG2 HD 4039 frames 15Mbps to WMV 5Mbps):フレームレート

3DMark06:SXGA/CPU
3DMark Vantage(Performance):SXGA/CPU

3DMark Vantage(Performance):SXGA/CPU test1
3DMark Vantage(Performance):SXGA/CPU test2

PCMark Vantage:PCMark
PCMark Vantage:Memories

PCMark Vantage:TV and Movies
PCMark Vantage:Gaming

PCMark Vantage:Music
PCMark Vantage:Communications

PCMark Vantage:Productivity
PCMark Vantage:HDD

CineBench10 Core i7 965 HT or non HT
SYSmark2007 PreviewCore i7 965 HT or non HT

TMPGenc 4 Xpress Ver.4.6.2.26(MPEG2 HD 4039 frames)Core i7 965 HT or non HT
ワットチェッカーで測定したシステム全体の消費電力

 基本的には、Core i7 965がほとんどの結果で1位になっており、間違いなく現時点で最高性能のCPUといっていいだろう。ただ、Productivity(Officeを多様している)系のベンチマークテストのスコアがCore 2 Extreme QX9650に比べてふるわないのが気になる。どうも、これにはHTテクノロジが有効になったことも影響しているようだ。

 SYSmark 2007 Previewの詳細結果をHTテクノロジを有効、無効で測定した結果から分かるように、HTテクノロジをオフにするとProductivity系の結果が跳ね上がっている。そのかわり、ほかのテストではHTテクノロジを有効にしたほうが高いスコアを出しているので、トータルで見ると相殺されている、ということができる。

 3Dレンダリングや動画エンコードのテストでHTテクノロジの有効無効を切り替えて測定した結果を見る限り、コンテンツ作成系のアプリケーションではHTテクノロジが有効になると性能が向上するため、HTテクノロジそのものの効果は大きい。従って、Productivity系で“副作用”があったとしても、現在、ユーザーが性能の不満を感じることが多いコンテンツ作成系のアプリケーションで効果が大きいのだから、HTテクノロジは効果があるといえるのではないだろうか。

メインストリームの価格帯をカバーするCore i7 920に期待大

 Core i7の威力は、HTテクノロジが有効に活用できる3Dレンダリングや動画エンコードといったようなコンテンツ作成系アプリケーションで発揮されると考えていい。ユーザーがそうしたアプリケーションで不満を感じているなら、Core i7へ移行する恩恵は小さくない。

 ただ、Core i7を導入するには、新しいマザーボードが必要になるし、メモリもDDR3が必要になる。そうした新しい投資が必要になるだけに、導入をためらうユーザーも少なくないだろう。そうしたユーザーに朗報なのがCore i7の価格設定だ。

 現時点ではインテルは公式な価格を明らかにしていないため、正確な情報は不明だが、情報筋によれば上位の2モデルに関しては“それなりの価格帯”となりそうだが、下位モデルとなるCore i7 920は300ドルを切る価格帯に設定されているのだという。CPU以外にメモリやマザーボードにも投資が必要にはなるものの、パワーユーザーであれば手が届くのではないだろうか。

 インテルによれば、11月中にはCore i7が正式に発表されるとのことで、一部情報によれば、秋葉原などのショップでは深夜販売を検討しているところもあるようだ。Core i7のパワーを誰よりも早く体感したい、というのであれば、11月の寒空に並ぶことを検討してみるのは大いに意義のあること……なのかもしれない。

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