国内メーカー製PCのラインアップではハイパフォーマンスのタワー型PCは、ほぼ滅んでしまった。そのため、Core i7を搭載したPCとして展示されているのは、ほとんどが外資系PCメーカーか国内PCショップのPC直販ベンダーになる。その多くは、上位モデルのCore i7とハイエンドGPUのグラフィックスカードを搭載したゲームユーザー向けのハイパフォーマンスモデルだ。
ただし、(展示機に限った話だが)マルチGPUを構成しているのは2モデルだけと意外に少ない。そのうちの1つはRadeon HD 4870の2枚差しだが、もう1つは、GeForce 9800 GTXの2枚差しとIntel X58 ExpressでサポートされるようになったNVIDIA SLIを採用している。
多くのモデルがBTOに対応しており、3種類のCore i7を選択できるようになっている。また、メモリ容量では標準3Gバイト、最大6Gバイト(一部では最大も3Gバイト)という構成が多いが、標準で6Gバイトを搭載する製品も少なからず確認された(一部12Gバイトというモデルもあり)。当然ながら、6Gバイト搭載モデルのOSには64ビット版が導入されている。
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