GPUの2009シーズンは本日開幕──Radeon HD 4890でベンチを走らせるイマドキのイタモノ(2/2 ページ)

» 2009年04月02日 13時01分 公開
[石川ひさよし,ITmedia]
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シェーダ処理対決では上位価格帯の“285”に善戦

システム構成
CPU Core i7 965 Extreme Edition(3.20GHz)
マザーボード MSI X58 Pro
チップセット Intel X58 Express
メモリ DDR3-1333(GeIL GV33GB1333C9TC 1GB×3/9-9-9-24)
HDD WD3200AAJS-B4A(320GB/7200rpm/8MB)
OS Windows Vista Ultimate(SP1) 32ビット版

3DMark 06:3DMarks
3DMark 06:SM2.0 Score

3DMark 06:HDR/SM3.0 Score
3DMark 06:Shader Test

3DMark Vantage
消費電力(ワットチェッカーによるシステム全体の測定値)

Crysis War Head(DirectX 10)
Far Cry 2

Unreal Tournament 3(Patch c1.2):vCTF-Suspense
Unreal Tournament 3(Patch c1.2):DM-ShangriLa

 さすがに5000円強の価格差があるGeForce GTX 285と比べてしまうとRadeon HD 4890は分が悪いが、それでもRadeonシリーズが得意とするシェーダユニット関連のベンチマークテストの結果はGeForce GTX 285を上回り、市販ゲームを使ったベンチマークテストの結果では、Radeon HD 4890が最新の重量級ゲームタイトルを十分に動作できるパフォーマンスを持っていることを示している。

 ワットチェッカーを用いたシステム全体の消費電力測定では、Radeon HD 4890における最大時消費電力とアイドル時との差が100ワット以上となった。Radeon HD 4870の場合、スペック上では最大とアイドル時との差が70ワット程度であり、その意味でRadeon HD 4890の省電力化が進んでいるようにも考えられる。なお、GeForce GTX 285と比較した結果では、最大消費電力で両者はほぼ同じ、アイドル時の消費電力でRadeon HD 4890は分が悪い。

実売価格に見合った性能を発揮する4890。OC版の登場にも期待

 およそ3万円前後となるRadeon HD 4890だが、Radeon HD 4870が512Mバイトモデルで2万円前後、1Gバイトモデルも2万5千円前後から入手可能となっているので、価格の設定は妥当なところだろう。ただ、(設計思想の違いではあるが)55ナノプロセスを採用したシングルGPUの最上位モデルとして、同じ位置づけにあるGeForce GTX 285に追いつけなかったことに一抹の寂しさを感じてしまうが、それは、価格が重視される今となっては、あまり重要なことではないのかもしれない。

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