ディスプレイとキーボードを改善して7万円を切った!──MSI「X-Slim X400」で遊ぶ(2/2 ページ)

» 2009年09月15日 16時00分 公開
[芝田隆広(撮影:矢野渉),ITmedia]
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ベンチマークでパフォーマンスをチェック

PCMark05:CPU 2439
PCMark05:Memory 3321
PCMark05:HDD 5932
3DMark05:3DMarks 1131
3DMarks:CPU 3887
3DMark05:3DMarks 1131
3DMarks:CPU 3887
FF XI Bench3:Low 2105
FF XI Bench3:High 1435
CrystaDiskMark 2.2 リード ライト
シーケンシャル 74.430 72.636
ランダム512KB 34.831 36.170
ランダム4KB 0.517 1.269

 次にパフォーマンスを見ていこう。今回試用したX400のシステム構成は、Core 2 Solo U3500(動作クロック1.40GHz)、メモリ容量2Gバイト、320GバイトのSerial ATA HDDだった。ちなみに、試用機のHDDは日立グローバルストレージシステムズの「HTS545032B9A300」を搭載する。グラフィックスコアは、Intel GS45 Expressチップセットに統合されたIntel GMA 4500MHDだ。なお、評価用試用機だったため、OSはWindows Vista Home Premium(SP1)の英語版が導入されていた。

 PCの総合的な性能を見る「PCMark05」では、CPUとMemoryのスコアがX340 Superとほぼ同等、Atom搭載のNetbookより良好で、メール、Webブラウジング、書類作成程度の作業ならストレスを感じない。HDDの数値はX340 Superが5161だったのに比べ、X400が5932といくぶん向上している。HDD関連のベンチマークテストの結果はCrystalDiskMark 2.2.0でもX340 Superより速くなっている。

 グラフィックスの性能は「3DMark05」と「FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3」で測定した。どちらの結果も統合型グラフィックスコアを採用するノートPCとしては優秀な部類だ。ちょっとした3Dゲーム程度は動作できるだろう。

 バッテリー駆動時間の測定は、標準の4セルバッテリーを搭載した状態で行った。使用したベンチマークテストは「BBench 1.01」(海人氏作)で、測定の条件は、10秒おきのキーボード押下、60秒ごとの無線LAN(IEEE802.11g)によるインターネット巡回(10サイト)に設定にした。なお、ディスプレイの輝度は最高レベルで、音量は最大値の半分、Windows Vista Home Premiumの電源プランは「高パフォーマンス」をそれぞれ採用している。

 BBenchによる連続稼働は「2時間9分32秒」という結果になった。液晶サイズが14型ワイドと大きくなった分、消費電力は上がっているので、X340 Superで測定した2時間46分3秒には及ばなかったが、ディスプレイの輝度を落とすなど工夫すれば、2時間半程度の連続使用は可能と思われる。

出先でも大画面で快適に作業したいユーザーにお勧め

 X400は14型ワイドの大画面ディスプレイを搭載しながらも、本体は薄型でスタイリッシュなので、持っていても友人に自慢できるノートPCだ。13型ワイドのX340 Superよりは200グラムほど重いが、それでも常時携帯するのは苦にならない重さとサイズといえる。光学ドライブを内蔵しないのを気にするユーザーもいるかもしれないが、外出した先でCDやDVDメディアを使うケースもそう多くはない。

 最近は、なにかとNetbookが流行りだが、その画面の小ささを不満に感じるユーザーは多い。そのようなユーザーにとって7万円を切る購入しやすい価格帯で、ゆったりした大画面ディスプレイを搭載するX400は魅力的だ。すでに大型ディスプレイを搭載したノートPCを使っているユーザーにとっても、約1.5キロというX400の軽さは見逃せないはずだ。パフォーマンスもディスプレイサイズも満足できるメインPCを出先でも利用したいユーザーにとって、X400はベストマッチのノートPCとなるだろう。

底面にはメモリにアクセスするカバーもHDDのドライブベイも用意されていない(写真=左)。ACアダプタのサイズは実測で約96(幅)×40(奥行き)×28(高さ)ミリ、重さが176グラムと小型軽量だが、電源コードが太く、実測で約170グラムと重い。日本国内だけで通用する細いケーブルたウォールマウントプラグなどを用意してくれると携帯性がさらに向上するはずだ(写真=右)

X400には、ボディカラーにあわせたUSB接続マウス(写真=左)と、インナーケース(写真=右)が標準で付属する。マウスのUSBケーブルは本体に巻き取れるので携帯利用に向いている

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