波打つボディが美しいデザイナーズミニノート――「Eee PC 1008KR」に見とれるこれは、いいものだ(2/3 ページ)

» 2010年03月19日 11時45分 公開
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基本スペックはHDDが多め、OSは7 Home Premiumを採用

 基本スペックは、2009年12月にインテルがリリースした新世代のNetbook向けプラットフォーム(開発コード名:Pine Trail-M)を採用する。CPUはグラフィックスコアのIntel GMA 3150を統合したAtom N450(1.66GHz)、チップセットは1チップ構成のIntel NM10 Expressだ。CPUと合わせて、従来は3チップ必要だったプラットフォームを2チップで実現することで、実装面積と消費電力の削減、性能の微増を果たしている。

 メインメモリは2Gバイト、HDDは320Gバイトを確保。HDDはNetbookとしては大容量で、不満がない。また、これまでのEee PCシリーズと同様、12カ月間無料のオンラインストレージ(ASUS WebStorageサービス)が提供されている。利用できるオンラインストレージの容量は500Gバイトだ。

 プリインストールOSに32ビット版Windows 7 Home Premiumを採用している点は見逃せない。Netbookに採用例が多いWindows 7 Starterと異なり、Aero Glassの半透明効果やWindows Media Center、デスクトップテーマ/壁紙の変更、デュアルディスプレイの拡張表示といった機能が利用できる。Netbook標準のOSがWindows XP Home EditionからWindows 7 Starterに移行したことで、機能面では後退した部分もあるので、Windows 7のフル機能が使えるエディションの採用はありがたい。

 付属ソフトはEee Docking(デスクトップ上部に配置されるランチャー)、総合ビジネススイートのStarSuite 9、ウイルスバスター 2010(60日間対応版)、i-フィルター 5.0(30日間対応版)などで、シンプルな構成だ。

アナログRGB出力は底面の変換アダプタを装着して利用

 通信機能は100BASE-TXの有線LAN、IEEE802.11b/g/nの無線LAN、Bluetooth 2.1+EDRを標準装備しており、Netbookとしては満足できる。インタフェース類は、USB 2.0×2、アナログRGB出力、ヘッドフォン、マイク、SDHC/SDメモリーカード/MMC用スロットを用意。欲をいえば、USBポートはもう1基ほしかったところだが、左右にポートがあるので使い分けはしやすい。

 アナログRGB出力は初代「Eee PC Seashell 1008HA」と同様、ミニD-Sub端子を採用しており、本体底面に収納された変換アダプタを装着して利用する。これはアナログRGB出力の端子を小型化することで、ボディを薄型化しつつ、カバーの内側に端子を収めるための工夫だ。ちなみに変換アダプタはマグネットで収納部と吸着し、不意に脱落しにくくしているのは心憎い。

 そのほか、液晶ディスプレイの上部には130万画素Webカメラとアレイマイク、底面の前方にはステレオスピーカーを内蔵する。

前面にインタフェースは何もない。デザインパターンのラインが上下できちんと重なっているところに、完成度の高さがうかがえる
背面には液晶を閉じた状態で本体の電源状況が把握できるインジケータを用意。排気口も設けられている

左側面にはACアダプタ接続用のDC入力、アナログRGB出力用のミニ端子、USB 2.0、吸気口、SDHC/SDメモリーカード/MMC対応スロット(ダミーカード装着済み)が並ぶ
右側面には有線LAN、ヘッドフォン、マイク、USB 2.0が配置されている。ケーブルを着脱するたびにカバーを開閉するのは少し面倒だが、そのぶん防じん性は高い

底面のアナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)変換コネクタを外すと、ネジが1本現れる。このネジで固定されたカバーを開ければ、1基のSO-DIMMスロットが露出する
左側面にあるアナログRGB出力のミニ端子は、底面のミニD-Sub 15ピンへの変換アダプタを装着して利用する仕組みだ

1008KRのデバイスマネージャ画面。評価機のHDDは日立GST製の「HTS545032B9A300」、無線LANは「Atheros AR9285」、BluetoothはBroadcomの「BT-270」とある

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