Advancedタブは、Advanced Edition以上で利用可能となる。Graphics Test 1〜4、Physics Test、Combined Test、そしてdemoという各動作のオンとオフを指定するチェックボックスと解像度や画質設定などを細かく指定できるリストボックスが用意される。最下段にはプリセットモードを呼び出すリセットボタンもある。
Resultタブは結果を表示する画面だ。ただし、Basic EditionとAdvanced Edition以上では画面が異なる。Advanced Edition以上では、「Your 3DMark 11 Score」という上段にベンチマークテストの総合結果値である3DMarksが表示され、そのスコアの右にある「View Result at 3DMark.com」から各テスト項目ごとのスコアやフレームレートをWebブラウザで確認できる。
「Detail」リストにはシステム情報が表示される。GPUやCPU、計測時間が示され、その下にはローカルへのロード・セーブボタンも用意する。なお、Basic Editionでは3DMarksが表示されず、ベンチマークテストの実行後はそのまま3DMark.comで結果表示となる。さらに、Detail部分はグレーアウトになりロード・セーブ機能も利用できない。
3DMark 11では詳細結果をインターネット上の3DMark.comで確認する。詳細結果を見たい場合、あるいはBasic Editionで利用する場合は、詳細結果を知るためにインターネット接続が必須になる。ただ、オフラインで実行してベンチマークテスト後に接続する(Basic Editionではネットワーク接続エラーが出るが、その後接続すれば詳細結果が見られる)という手段はあるし、Advanced Edition以上であれば一度ローカルにセーブしてネットワーク接続後にロードしてView Resultすれば問題ない。
3DMark.com で参照できる結果表示機能では、ユーザー登録をすることで自分が計測したデータをオンライン上に蓄積できるようになる。検索機能も備えていて、3DMark.comに収集された各種環境で測定された結果と比較もできる。オンライン上ではすでにPerformanceプリセットで測定した2万件を越えるスコアが収録されている。
Helpタブでは、3DMark 11のバージョンとビルドの確認やレジストの実行、言語の変更などが可能。重要なのがシステムスキャンのチェックボックスだ。Radeon系の最新GPUでは、システムスキャン段階で落ちることもあるため、この症状を回避する場合にチェックをオフにする。
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