“節電”継続中ながら活気が戻りつつあるアキバ古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2011年03月28日 10時34分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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「4月までにマシンを組みたいという人が多い印象です」――ASUSTeK製P67マザーが強さを発揮!

3月27日日曜日のPCパーツショップ密集エリア

 先週末のアキバは、節電のために多くショップが照明やデモ機の電源を落としていたものの、大勢の人で賑わっていた。客足が回復したと話すPCパーツショップも多く、「売り上げに関してもようやく震災前の水準に戻りました」(某ショップ)といった声も聞かれた。また、ドスパラ パーツ館は「マシン一式を組みたいと、マシン構成を依頼される方も多いですね。年度末ということもあり、4月までに新しいマシン環境を整えたいと考えていた人も少なくないでしょう」と語る。

 そうしたニーズを後押ししたのが、ASUSTeK製P67/H67マザーの復活だ。Sandy Bridge対応のP67/H67マザーは、3月に入ってからASRockやBIOSTAR、MSI、ギガバイト、FOXCONNなどが修正済みの「B3ステップ」モデルを出荷しており、大手メーカーで残るのはASUSTeKとIntelのみと言われていた。そのうちのASUSTeK製品が先週後半から店頭に並ぶようになり、新規にマシンを組むユーザーのきっかけを作ったと考えるショップはいつくもあった。

 クレバリー1号店は「ASUSTeKの復活を待っていた人は予想以上に多かったですね。震災の影響もあって、先週前半まではメジャーメーカーのマザーが復活しても、そんなに大きな動きにはならなかったんですよ。そこから一気にニーズが増えたという印象を受けます」という。

 ASUSTeKのP67/H67マザーは、4万円前後のハイエンドモデル「Maximus IV Extreme Rev3.0」から、H67エントリーの「P8H67-M LE Rev3.0」まで一斉に再登場。このうち多くのショップで特に売れていたのは、P67マザー「P8P67 DELUXE Rev3.0」(2万7000円前後)と「P8P67 EVO Rev3.0」(2万4000円前後)だった。

 この2モデルは品切れとなるショップが多く、複数店舗を探し歩くユーザーもいたという。ドスパラ パーツ館は「全体ではP67とH67マザーはまんべんなく売れていますが、ASUSTeK製品はP67タイプを買っていく人が多いですね。セットにするのはCore i7-2600Kなので、オーバークロックを楽しみたいというニーズかもしれません」と話していた。

 ただし、上向いた状況について楽観視しない慎重な意見もあった。あるベテラン店員氏は「来店されるお客さんをみると、新生活準備に来られた方が多い印象です。年度切り替えの時期で例年どおりの需要が戻ったかなとは思いますが、通常の状態になったときに評価しないとダメでしょう。震災前後では需要の違いもあるでしょうし、そういう変化に対応していけるように準備していかないといけません」と気持ちを引き締めていた。

クレバリー1号店に並ぶASUSTeK製のP67/H67マザー(写真=左)。多くのショップで売れ筋に挙げられた「P8P67 DELUXE Rev3.0」(写真=中央)。ASUSTeKのLGA1155マザーハイエンドの「Maximus IV Extreme Rev3.0」も潤沢に出回っていた(写真=右)

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