“節電”継続中ながら活気が戻りつつあるアキバ古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2011年03月28日 10時34分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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「風向きが変わりましたからねぇ」――GeForce GTX 590カードがデビュー!

ZOTAC「ZT-50501-10P」

 先週の新製品で一番の目玉は、NVIDIAのデュアルコアGPU「GeForce GTX 590」を搭載したグラフィックスカードだ。ZOTACから「ZT-50501-10P」が9万5000円前後で、Palitから「NE5X590012F7」が9万3800円で登場している。在庫は少数。

 GeForce GTX 590は、GTX 580よりやや低めのGPUを2基搭載しており、1枚のカードで2-Way SLIを構築する。モデルナンバー通り、500ファミリーの最上位に位置しており、同社のデュアルコア構成GPUとしてはGeForce GTX 295以来のラインアップとなる。標準仕様のカードは、3GバイトのGDDR5メモリを搭載しており、2スロット占有の厚みでカード長は280ミリ。ピーク時の消費電力は365ワットで、最小システム所要電力は700ワット。8ピンの補助電源を2基備えている。

 ライバルのAMDからも3月中旬にデュアルコアGPU「Radeon HD 6990」カードが登場しており、そのころからGTX 590もその対抗馬としてウワサになっていた。そして、ハイエンドデュアルGPU対決は、先週の段階でGTX 590がリードしているようだ。パソコンショップ・アークは「どちらかといえばGTX 590という感じですね。ベンチマークでも優秀なスコアを出しているようですし、1枚だけで3D Vision Surroundや2Dの3画面ディスプレイが構築できるのも魅力です」と語る。

 ただし、全体的にはまだ動きはいまいちという声も多かった。某ショップは「正直、どちらのブランドからもそろそろ次の世代のGPUが出てくるとウワサされていますから、次を待つという人も多そうです。デュアルGPU構成の場合、マルチGPUの性能が反映されないゲームも多いですし、シングルGPU最上位を2枚組んだほうが高いパフォーマンスが発揮できることも珍しくありません。おそらく、ハイエンドゲーマーの人たちは、Radeon HD 6970やGeForce GTX 580でマルチGPUマシンを組んじゃったんじゃないかと思うんですよね。それらより先に登場してくれれば結果は違っていたと思うんですけど……」と残念そうに話していた。

 また、別の視点からヒットまでに時間がかかるとみる声も。ドスパラ パーツ館は「計画停電もありますし、あまりに消費電力を食うパーツは敬遠される空気もあるんじゃないかと思います。これから夏に向けて電力がどうなるのかも不透明ですし、いろいろな点から様子見している人が多いんじゃないでしょうか」と語る。

ZT-50501-10Pのカード本体。背面には3基のDVI-I端子と1基のmini DP端子があり、アダプタを介さずにDVI接続の3D Vision Surroundが構築できる(写真=左/中央)。ドスパラ パーツ館で販売していたPalit「NE5X590012F7」(写真=右)

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