フェイス秋葉原本店のショーケースで目立っていたのは、エイサーのWindows 7搭載タブレット「ICONIA TAB W500」だ。CPUとGPUを融合したデュアルコアのFusion「AMD C-50」を採用した10.1型液晶採用モデルで、32ビット版Windows 7 Home Premiumをインストールしている。32GバイトのSSDを内蔵し、バッテリー駆動時間は約6時間。重量は約0.97キロだ。価格は6万円弱。
iPad 2やAndroid 3.0搭載端末が注目を集め、アキバ各ショップでもタブレット端末が話題を集めている。同店はICONIA TAB W500もその流れに乗ることを期待していた。「HDMI出力はもちろん、USB 2.0やSDメモリーカードスロットを搭載するなど、普通にPCとして使えるインタフェースを備えています。既存のマシンと連携して、手軽にマルチメディアコンテンツを再生できるのが魅力です。Windows系のタブレットは何度か出回っていますが、タブレット市場がここまで注目されたのは初めて。この流れに乗って祈願のブレイクとなったらいいですね。海外ではわりと受け入れられているようなので、それが日本にも来ればと期待しています」と語る。
なお、4月には英語OSを搭載した直輸入版の「ICONIA TAB W500」も出回った。価格は7万円前後だったが、キーボードなどとの接続に使えるドッキングボードを付属するなど、国内版と仕様が異なっていた。
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