スタッフの間で評価が高かったのは、aimブランドのサウンドカード「SC8000」だ。CMEDIA製のサウンドチップ「CMI8787」を採用したPCI接続のカードで、オペアンプにJRC4580を積んでいる。S/N比は115デシベルで、周波数は24ビット/192KHz。RCAとヘッドフォン出力のほか、コアシシャルとオプティカルのデジタル出力系統も用意している。価格は6000円弱だ。
評価を上げているのはコストパフォーマンスの高さだ。TSUKUMO eX.は「CMI8787を搭載したサウンドカードはいくつか出回っていますが、SC8000はオール固体コンデンサで、アンプにも上質なものを使っています。それでいて6000円以下に抑えているので、この価格帯なら間違いなく一番いい音が出せると思いますよ」と話していた。
その評価を裏付けるように、PC DIY SHOP FreeTはデモの結果を語る。「マザーボードのサウンドチップと切り替えて聞き比べると、音の濃さがまるで違います。特に低音の迫力は段違いなので、そこまでサウンドにこだわらないという人でもよさを実感できると思いますよ。外部端子もへんに色気を出さずに一般的なものに絞っていますし、普通のユーザーが普通のサウンド環境で普通にいい音を聞くためのカードといえますね」とうれしそうに話していた。
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