“大和”魂のAndroidタブレットデバイスはここが違う!──ThinkPad Tablet技術説明会これがプロフェッショナルツールだ!(3/3 ページ)

» 2011年09月30日 07時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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高まる盗難リスクに対応する追跡リモートデータ消去

 同社 主任開発技術担当部員 TM/ノートブック開発 第三TVT開発の與茂考嗣氏は、ソフトウェアにおけるThinkPad Tabletの優位性を解説した。日本語入力ソフトでは、「iWnn」を導入したほか、手書き感覚で使えるメモアプリ「Notes Mobile」、登録した5つのアプリと設定ユーティリティを呼び出す「レノボ・ランチャー」を紹介した。

 ビジネス利用で重要なセキュリティ機能では、本体のフラッシュメモリ、メディアカード、内部ストレージでデータの暗号化に対応し、外部と接続できるMicro USBインタフェースはパスワードによる接続制御が可能であること、また、ウイルス対策ソフト「McAfee Mobile Security」と盗難紛失対策のデータリモート消去機能「Absolute Solution」をデモを交えて解説した。

ビジネス利用を想定したThinkPad Tabletでは、盗難紛失時にデバイス追跡とリモートによるデバイスロックを行えるMcAfee Mobile Securityと(写真=左)、「Absolute Solution」を(写真=右)標準構成で用意する

 企業の大量導入などで必要になる統合管理機能では、無線LAN接続設定のインポートと電力制御(液晶ディスプレイ表示のオン/オフに連動、または、設定したスケジュールに合わせた無線LANのオン/オフ切り替え)、Androidの標準設定機能を拡張する「レノボ・デバイス・マネージメント」と、サードパーティの管理アプリとの連携を紹介した。

企業導入で求められる環境設定のインポートでは、無線LANの設定事例が紹介された(写真=左)。また、無線LANモジュールの電力制御も行える(写真=中央)。ThinkPad Tabletに導入した「レノボ・デバイス・マネージャー」は、Androidの標準設定機能を拡張して、レノボが用意した設定モジュールによってmicro SDカードスロット、USB、カメラ、無線接続などの有効無効の切り替えなどを設定できるほか、サードパーティの管理ソフトとの連携も可能にする(写真=右)

説明会会場には、ThinkPad Tablet向けのオプションが展示されていた。ThinkPad X100eシリーズでも使えるワンショルダーは、内張りに赤い布を使うなど、デザインをThinkPadシリーズとそろえている(写真=左、中央)。ヘッドフォンも右側を赤く染めている。ヘッドフォンを収納するポーチが実はマニアには人気、だそうだ(写真=右)

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