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» 2011年10月04日 13時30分 公開

Ultrabookもいいけど、これもアリ:「FMV LIFEBOOK SH76/E」速攻チェック――13.3型ワイド液晶+光学ドライブ搭載で最薄のモバイルノート (2/2)

[前橋豪, 撮影:矢野渉,ITmedia]
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SSDと通常電圧版Core i5を搭載

底面のネジ止めされたカバーを外すと、2基のSO-DIMMスロットとSSDモジュールにアクセスできる。ハーフスリムモジュールを採用したSATA接続のSSDがHDDベイに装着されていた

 基本スペックについては、データストレージをSH76/Dの640GバイトHDDから128GバイトSSDに変更し、パフォーマンスと耐衝撃性を向上。PCの高速起動技術「クイックスタート」にも対応する。

 標準搭載のメモリ容量は4Gバイト(2Gバイト×2/PC3-10600)に半減したが、ボディの大幅な薄型化と軽量化を実現しているにもかかわらず、CPUはこれまでと同じ通常電圧版のCore i5-2520M(2.5GHz/最大3.2GHz)を採用する。チップセットはIntel HM65 Express、グラフィックス機能はCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000、光学ドライブはDVDスーパーマルチだ。

 OSは64ビット版Windows 7 Home Premium、オフィススイートはWord、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNoteが含まれたOffice Home and Business 2010をプリインストールしている。

独自の工夫も見られる入力環境

 液晶ディスプレイは、1366×768ドット表示の13.3型ワイドパネルを搭載する。白色LEDバックライトを内蔵し、薄型に仕上げたグレアタイプのディスプレイだ。富士通独自の呼称は「LEDバックライト付薄型・軽量・高輝度のスーパーファイン液晶」とされている。モバイルノートPCとしては標準的な画面サイズと解像度だが、購入層を考慮すると、より高解像度の液晶パネルも選択できるとさらによかっただろう。

1366×768ドット表示の13.3型ワイド液晶ディスプレイは光沢仕様だが、画面周囲のフレームはマット調でボディのほかの部分と合わせている(写真=左)。液晶ディスプレイは155度程度まで開くことが可能だ(写真=右)

 キーボードはキーとキーの間を離したアイソレーションデザインで、キーピッチは約19ミリ、キーストロークは約1.7ミリを確保する。配列にクセはなく、カーソルキーを一段下げて配置するなど、使いやすいレイアウトだ。

 また、各キーを液晶側に向かってわずかに傾斜させ、階段状の段差を付けてミスタイプを抑制しつつ、キートップの形状をほんの少し凹形状にすることで、指がなじむように工夫した「ナチュラルフィットキーボード」を採用する。さらに、キートップの側面をブルーに着色することでデザインにアクセントを加えながら、視認性の向上にも配慮した「サイドカラーキーボード」に仕上げた。これは競合機種に今まで見られなかったデザインで、独自性を感じる部分だ。

 ポインティングデバイスは2ボタン式のタッチパッドと、FMVおなじみのスクロールパッドを搭載。スクロールパッドは、指を円に沿ってなぞることでスクロールが行える。

フルピッチの6段配列キーボードを採用(写真=左)。指を円に沿ってなぞることでスクロールが行える「スクロールパッド」は健在だ。キートップの側面はブルーに着色されている(写真=中央)。キーボードの左上には、省電力モードを切り替える「ECO」ボタンも備える(写真=右)。キーボードの上部にはステレオスピーカーを内蔵し、全体的な音量や迫力を向上させる「DTS Boost」も備える。

 通信機能はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、IEEE802.16e-2005準拠のWiMAX、1000BASE-Tの有線LANを標準装備する一方、Bluetoothは内蔵しない。

 インタフェース類は充実しており、USB 3.0、USB 2.0×2(1基は電源オフ時のUSB充電機能付き)、HDMI出力、アナログRGB出力、音声入出力、ExpressCard/34スロット、SDXC対応SDメモリーカードスロット、有効画素数約30万画素のWebカメラ、指紋センサーなどを備える。

前面にワイヤレス通信のスイッチを搭載(写真=左)。背面はバッテリーで占有されている(写真=右)

左側面は手前から、ヘッドフォン、マイク、USB 3.0、USB 2.0(電源オフ充電機能付き)、HDMI出力、アナログRGB出力、排気口、有線LAN、ACアダプタ接続用のDC入力を装備(写真=左)。右側面は手前から、ExpressCard/34スロット(ダミーカード装着済み)、メモリカードスロット、着脱式の光学ドライブ、USB 2.0、盗難防止用ロック取り付け穴が並ぶ(写真=右)

直販モデルではよりハイスペックな構成も可能

 なお、富士通直販サイト「WEB MART」では、購入時に仕様を選択できるカスタムメイドモデルを用意する。

 こちらはCore i7-2640M(2.8GHz/最大3.5GHz)やノングレア仕上げの液晶ディスプレイ、256GバイトSSD、着脱式のBlu-ray Discドライブ(あるいは光学ドライブなし)、64ビット版Windows 7 Professional(SP1)など、よりハイスペックな構成で購入できるので、自分好みのスペックで購入したい場合は、WEB MARTカスタムメイドモデルをチェックしてほしい。

今回入手した試作機のデバイスマネージャ画面

今回入手した試作機で実行したWindowsエクスペリエンスインデックスのスコア

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