3月後半に登場したGeForce GTX 680カードだが、約1カ月経過して、再び注目度がピークを迎えているようだ。ドスパラ パーツ館は「各社からオリジナル基板のカードが投入されるようになりました。GeForce GTX 680はチップの温度や負荷によって自動でクロックを引き上げる『GPU Boost』を搭載しているので、よく冷えるカードが高性能で使えるわけです。それを期待してオリジナルタイプを待っていた人も多いようで、今までとはまた違った盛り上がりを感じますね」と語る。
先週登場したオリジナルタイプには、MSIの「N680GTX Twin Frozr 2GD5/OC」(6万5000円弱)や、ギガバイトの「GV-N680OC-2GD」(6万円強)、GAINWARDの「GeForce GTX 680 2GB」、同「GW GTX680 2GBD5 PHANTOM」(ともに6万円前後)、Palitの「GeForce GTX 680 JETSTREAM」(6万円弱)などがある。
このうち、とくにN680GTX Twin Frozr 2GD5/OCは好調で、週末を待たずに売り切るショップが多かった。TSUKUMO eX.は「もともと冷却性に定評のあるメーカーですし。オリジナル基板の本命がいきなり登場したという感じでした」と話していた。
そのほかのモデルも好調ながら、売り切れ連発といった状況ではなく、街全体でみれば複数モデルが選べるほどには潤沢に出回っているとえる。某ショップは「もうすぐインテルの新CPUも出てくるでしょうし、それとZ77などの新型マザーを組み合わせたマシンを組もうという人がたくさん出てくると思います。そのときにGeForce GTX 680カードは確実に目玉になるでしょう。これだけ話題の新型パーツが集結すれば、盛り上がること間違いなしなので、今度の大型連休はかなり気合いを入れて臨みますよ」と数日後を視野に入れて気合いを入れていた。
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