「スマホ連携はカギですね」――個性が際立つ斬新なコントローラー古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2012年07月17日 09時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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「使い道に悩みますが、すごいのは確か」――インテル910シリーズSSDが話題に

インテル「910 800GB」のボックス

 SSDの大物も登場した。複数のショップで話題を集めていたのは、インテルのPCI Express x8接続SSD「910」シリーズ。800Gバイトタイプと400Gバイトタイプがあり、価格は順に36万円前後〜39万円弱、18万円前後から20万円弱となる。

 910シリーズは同社初の拡張カード型SSDで、MLC型フラッシュを採用している。高耐久なうえ、転送速度も高く、800Gバイトモデルはシーケンシャルリード最大2000Mバイト/秒、ライト最大1000Mバイト/秒となる。400Gバイトモデルはリード最大1000Mバイト/秒、ライト最大750Mバイト/秒だ。

 800Gバイトモデルを使ったデモを実施しているPC DIY SHOPでは、実測値で1400Mバイト/秒を超える読み込みと、1000Mバイト/秒超の書き込み速度を記録していた。同店は「ブートには使えませんが、信頼性が高いので、クラウド向けのデータドライブとして活躍するんじゃないかなと思います」と話していた。

 そのスペックから入荷ショップには多数の問い合わせが届いたというが、取材した7月14日金曜日時点ではどこも目立った売れ行きにはなっていない様子だった。某ショップは「もともと企業向けですしね。まあ、PCI-Express型SSDの知名度アップには貢献してくれるかと思います」と、遠い目で語った。

PC DIY SHOP FreeTのPOP(写真=左)。910シリーズ(800Gバイト)を使ったデモ機。LSI製のSAS2ドライブとして200Gバイト×4台で認識されていた(写真=中央/右)

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